ライフスタイルlife

スポーツsports

世界最高レベルのラグビーはこれだ。

伝統の1戦、ワラビーズ対オールブラックス



ワラビーズのフルバック アダムクーパー(Brumbies)のトライ。

ラグビー伝統の一戦、ブレディースローカップ、トライネーションズの試合としてオールブラックス対ワラビーズのゲームが
エティハッドドームで、7月31日(土)に行われた。



ボールを持って突進するのは、フランカーのロッキーエルサム(Brumbies)。
直ぐ右は、フッカーのSaia Faingaa(Reds)、右端は、ハーフバックのWill Genia(Reds)。
左は、ナンバー8のリチャード・ブラウン(Western Force)。

2010年ラグビーシーズンが終盤に差し掛かっている。
ラグビー(ラグビーユニオン)は、ビクトリア州ではあまり盛んでなく、主にクインズランド州とNSW州で行われている。
従ってメルボルンでの開催は稀。

オーストラリアのナショナルチーム、ワラビーズの試合は、2010年は、8ゲームが組まれているが、メルボルンではこの日のゲームだけ。
もっともシドニー、ブリスベン、パースは、それぞれ2試合。
それ以外ではキャンベラで1試合。


ボールを取ったのは、ロックのNathan Sharpe (Western Force)、3番は、プロップのSalesi Moore(Brumbies)、4番は、ロックのDean Mumm(NSW Waratahs)

この日のオーストラリア・ワラビーズ対ニュージーランド・オールブラックスの試合は、トライ・ネーションズと、ブレディースローカップの試合を兼ねたゲームとなっている。
トライネーションズは、オーストラリア、ニュージーランドと南アフリカ共和国のスプリングボックスの3チームの大会。
ブレディースローカップは、オーストラリア対ニュージーランドの対戦で、1931年に始まっている。
トライネーションズの戦いもブレディースローカップの戦いに含まれる。

オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国は、共に英国の植民地であり、コモンウェルス英国諸国の有力メンバー。




ボールをパスするのは、ハーフバックのWill Genia(Reds)。
1番は、プロップのBenn Robinson(NSW Waratahs)

これまでの対戦成績は、圧倒的にニュージーランドが優勢。
1998年から2002年までは、オーストラリアが8勝3敗と優位だったが、2003年以降は、ニュージーランドが16勝3敗とオーストラリアに完勝している。

この日も前半こそ互角の戦いであったが、徐々にニュージーランドが実力を発揮。
終わってみれば、49対28でニュージーランド、オールブラックスが圧勝した。



ボールを持つのはフッカーのSaia Faingaa(Reds)。その後ろは、フランカーのロッキーエルサム(Brumbies)

これまでの試合結果 
10-07 All Blacks - 32 v Springboks - 12 Eden Park, Auckland
17-07 All Blacks - 31 v Springboks - 17 Westpac Stadium, Wellington
24-07 Wallabies - 30 v Springboks - 13 Suncorp Stadium, Brisbane
31-07 Wallabies - 28 v All Blacks - 49 Etihad Stadium, Melbourne

ブレディースローカップとしては、今日の試合が今年、最初の試合。



中央でボールを持って倒されているのは、センターのBerrick Barnes(NSW Waratahs)

これからの予定
07-08 All Blacks v Wallabies AMI Stadium, Christchurch
21-08 Springboks v All Blacks Coca-Cola Park, Johannesburg
28-08 Springboks v allabies Loftus Versfeld, Pretoria
04-09 Springboks v Wallabies Vodacom Park, Bloemfontein
11-09 Wallabies v All Blacks ANZ Stadium, Sydney

トライネーションズは、上記で終了だが、ブレディースローカップとしては最後の試合は香港で行われる。

30-10-2010 All Blacks v Wallabies Hong Kong Stadium


中央でボールを持つのは、6番ロッキーエルサム(Brumbies)

オールブラックスが圧勝した原因。

まずスクラムでかなり押していたこと。フォワードのパワー、スピードでワラビーズより優っていた。
個々の運動能力や技量でもややオールブラックスが上回っていた。
ワラビーズは、オールブラックスゴール手前での決め手に欠け、得点に苦労したのに対して、オールブラックスは、簡単にゲインラインを突破。バックスへの展開力では圧倒的にワラビーズを上回った。

即ちほとんどの点でオールブラックスがワラビーズより優位に立っており、勝つべくして勝った感がある。

撮影データ Canon EOS 5D MarkⅡプログラムAE 評価測光 絞りF4.5 1/60秒 ISO感度 2000 露出補正 AWB JPG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM 発光
撮影:板屋雅博
 

関連記事

最新記事

アクセスランキング

  1. もう一つのテニス、強豪国は日本
  2. といれ
  3. れいとーしょくひん
  4. Sakura Flowers フラワーアレンジメント・レッスン
  5. オーストラリアテニスの明暗

トップ20リストへ

人気の記事