下を向いて歩こう ~Florist Hana~Vol.20 ガーデニア
更新日: 2013-01-17
ガーデニア;英名Gardenia 和名;くちなしの花
原産地;日本、中国 樹高;200-300cm
開花時期;晩春~夏
年が明けてから2週間以上経ってしまいましたが・・・。
明けましておめでとうございます。 2013年、スタートしましたね!皆さま、どのような年末年始を過ごされましたか?
こちらにいると、どうしても、新年のきりっと気持ちの引き締まる想いに欠けてしまい、ズルズルズル・・・と年が明けてしまった私ですが、
気持ちを新たに!! 進んでいきたいものです。
さて、今月のお花は、ガーデニア。日本ではクチナシの花。と呼ばれています。晩春から夏に白い花を咲かせます。
(画像はWebよりお借りしています。)
一重、八重、大輪、小輪、斑入り葉のもの、など種類がありますが、秋に熟す実を期待するには、一重のものを選びましょう。
くちなしの実は、お料理の色付けに添えるなど飾りとして使っても素敵ですが、お料理自体には使えるのかしら??
甘い濃厚な香りが、たまらないこのクチナシの花。香水やキャンドルにもよく使用されていますね。
女性らしい香りが人気というのも、一度香りを嗅げば納得のお花です。
ヨーロッパでは昔から恋人に送る花として大切にされてきたと言われるこのお花。うん、納得。
クチナシの花のお花束なんて頂いたら、少なくとも1週間はお部屋中、素敵な香りに包まれて、過ごせるでしょう♪
さて、このくちなしさん。の育て方。
私の経験上、少々デリケート。なお花です。
ここ数年でシーズンになると、何鉢か買い求め育ててみましたが、いくつか、さようならをしなければいけない事に・・・(泣)
条件として、
・午前中だけ日の当たる場所、すなわち西日を避ける。(特に夏場の西日はNG)
・水はけのよい場所で。
・日は強く当たり過ぎず、半日陰。くらいが性質上合っています。
・花の植え替え時期にも注意。植え替えの際は、夏から初秋に行ってあげましょう。
・液肥は春から秋にかけて与える。
日の当たり具合と、植え替えの時期に、特に注意してあげるといいでしょう。
花が咲き終わったらすぐに刈り込みを。でも、沢山刈り込みしすぎてしまうと、翌年花が咲かないことがあるので気をつけましょう。
花を沢山付けたい場合は、自然な樹形を生かしてカット。無駄な枝を切る程度にとどめます。
旬の美しさを楽しませてくれる切り花。鉢花は長く四季を通して色々な表情が楽しめるのが魅力ですよね。
夏の間は、特に植物に水分補給を気をつけてあげましょう。 水が落ちていても、たっぷりお水をあげると
同じ日に生き返ってくれるのも、生命力を感じてしまいます。夏場は数日に1回は、きちんと水分チェックしてあげましょうね!
それでは、遅くなってしまいましたが、昨年も大変お世話になりました。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。