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子どもと行くメルボルンkodomo_melb

子どもと行くメルボルン @Victoria Police Museum

160年にわたる警察の歴史を

2014年6月6日掲載

6月に入り、例年のごとく曇りや雨の日が多くなってきた冬のメルボルン。
そこで屋内での行き先を、と探して見つけた「Victoria Police Museum」が今回の行き先!

場所はシティ、Southern Cross駅よりのFlinders Street。
World Trade Centreの入口を入り、エスカレーターを上がって左手。

     
 

自動ドアを入り、正面にある箱に入館料としてゴールドコインを入れる。
 

 

最初に目に入って来たのはオーストラリアのアイコン的存在、Ned Kellyに関するもの。
「Kelly Gang」と呼ばれた一味のDan Kelly、Steve Hartが最後の警察との戦いで身に着けていた
鉄製の鎧や、所持品だったバッグ、拳銃が展示されている。
(Ned Kellyの鎧は州立図書館に展示。)

 

ちなみに、鉄製の鎧の原料となったのは写真左上にあるような農耕具。
この展示されている農耕具が約9kgで、Kellyらが装着していた鎧は約45kgというから驚きだ。
 

そしてその先へ進むと、現役を引退した爆発物処理用ロボットやモーターバイクなどがある。

  


他には、1853年に設立されたビクトリア警察の歴史に関するものや犯罪者の記録、1986年にシティで起きた
「Russell Street Bombing」で使われたダイナマイトが積まれていた車の残骸など。

 
 

子ども(特に未就学児)と訪れるには、少し難しかったりヘビーな内容の展示もある。
が、こういった展示をする博物館について「危険な思想について考えられる安全な場所。訪れた人が、こんな
残酷なことが最初から起きなければ、と想像することができれば意味がある。」と言った人がいて、それはまさに
このVictoria Police Meseumが目指すところだそう。

博物館に入ってすぐ左手には制服を着たりも出来るコーナーもあり、そこでは小さな子どもも楽しめそう。

残念ながら、週末、祝日は休館だが付近へ来る機会があったらぜひ。
 

Victoria Police Museum
637 Flinders Street
Melbourne
(World Trade Centreは、正確にはSiddeley Streetにあります。)

月曜日-金曜日: 10am - 4pm
(週末、祝日は休館)

入館料 ゴールドコイン($1、$2)寄付

詳しくは→http://www.policemuseum.vic.gov.au/

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