投稿!メルボルン珍百景 26枚目
期待させすぎちゃうレーン
2011年6月4日掲載
メルボルンで見つけた思わず笑ってしまった、はたまた首をかしげたくなるような「?」なヒト、モノ、景色の写真を投稿形式で発信!
あなたの珍百景をどしどしご応募ください!
とある平日の夜。
シティを歩く。
いつもと違うルートで帰ろう、そんな矢先に出会ったキラキラ照明に彩られたストリートのサイン。
なんなんだこのいかにも特別感のあるレーンは。
期待を膨らませ、迷わずその先を進んでみる。
レーンの入り口すぐに現れたのは一面に散りばめられた星の装飾。
きっとその先には何か特別なものがあるに違いない。期待値は増すばかり・・・
?
??
???
無!!!!!!
KEE LEA!?
なにやらKEEP CLEARの「P」「C」「R」がはぎとられてしまった模様。
しかも明らかに故意にイタズラされたのか、全てのKEEP CLEARがKEE LEAさんに。
期待を高めるだけ高めさせ、結局何もないどころかイタズラ被害にあってしまったこのレーン。
一体何なんだ!?
調べてみるとこのレーン、メルボルンの名誉市民である、Dame Edna Everageの名前が冠せられて、当時のメルボルン市長John Soにより2007年3月にBrown Alley からDame Edna Placeへ改名された公道だという。
※Lt. Collins Street沿い(Swanston StとElizabeth Stの間)
Dame Edna Everageといえば紫色の髪にド派手なメガネのセレブな”おばちゃん”!テレビや映画で活躍し、ニコール・キッドマンやラッセル・クロウなどオーストラリア出身のハリウッドスター達の卵時代に演技の指導もしていたらしい。親しいエリザベス女王に"Dame"の称号を許されたという。
ストリートサインにしては派手ではあるが、改名されるまでは周りのビルの業務用通路だったこのレーン、彼女の名誉を称えているにしては地味な気がする。果たしてDame Edna はこのことを名誉に思っているのだろうか。それは本人のみぞ知ること。
何も無いレーン、Dame Edna Pl。
夜の入り口付近はなんとも素敵な雰囲気を醸し出す。
暇な夜があれば一度訪れてみるのも悪くないかも。
※期待をし過ぎてはいけません。
メルボルン珍百景では皆様からの投稿を随時お待ちしております!!!ペンネーム、あなたの見かけた珍百景写真とそれを発見した場所を明記の上、「メルボルン珍百景係」までご応募ください!
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