動くGO豪メルボルン Vol.10 (Tram1編)
夏を先取りビーチへの路線、それはイチバーン!
2012年10月04日掲載
今回のトラムでの小旅行はルート1です。1番です。なんでこの路線が1番となったのかわかりませんが(誰か知っている方教えて下さい)、何事も1番なのは良いことです!! 2番じゃ、ダメなんです。(どこかの民主党議員ではありませんが、、、)
イチバーン!!
さて高いテンションの前置きはここまでとして、この1番トラムはシティから8km北の郊外Couburgからやってきますが、今回は多くのトラムの終着駅となるメルボルン大学からサウスメルボルンビーチを目指すルートです。
メルボルン大学は1853年に設立された創立150周年以上を誇るメルボルンを代表する大学で世界クラスでもトップクラスにランクされている。このシティ北側の広大な敷地のキャンパスはParkville campusと呼ばれ古い石造りの建物を中心にメルボルンの歴史ある姿を残してくれている。また大学からもウォーキングガイドなるものも発行されていて一般市民の散歩コースとしても堪能されている。
http://www.unimelb.edu.au/campustour/campus-tour-brochure.html
メルボルンの大学では、日本の大学と違って敷地内は自由に出入りできるようになっているので見学だけでも楽しい。
Melbourne University 駅を出るとシティの目抜き通りであるスワンストンストリートを南下して行く。シティに入るとすぐにビクトリア州立図書館とメルボルンセントラルの間をすり抜けて、メルボルンタウンホールへ。
メルボルンタウンホールはこちらも歴史ありで1870年から現在の場所(Swanston st/Collins st)で使用されている。今もコンサートホールとしてやプライベートファンクションの会場としても使用されていてメルボルン市民のよりどころとしての役割が強い。
ヤラ側を越えるとすぐに訪れるのが、アート地区。ここは、アートセンター(ギャラリーやコンサートホール)やビクトリア州立美術館(最近ではツタンカーメン展やナポレオン展などが行われてた)、シドニーマイヤーミュージックボール、メルボルンリサイタルセンターと、音楽やら美術用やらの建造物がひしめくエリア。ヤラ側にも隣接するこれらの建物は遠くからでも見通しが良くいかにもメルボルンらしい雰囲気を加えている。夜には建物がライトアップされるので、1日中観光客の撮影スポットにもなっている。
そしてトラムはいよいよサウスメルボルンの住宅地を抜けて終着駅のサウスメルボルンビーチへ。終着駅自体は、殺伐として何の飾り気も無いのだが、ビーチに沿って延びるウォーキングパスを歩くといくつかの海沿いレストラン、カフェやキオスクがある。
穏やかなメルボルン湾では、延々と白い砂浜が続き北西にはポートメルボルンの桟橋が見え、南東にはセントキルダのヨットハーバーが見える。もちろんそこまでビーチの水でピチャピチャしながら歩いても行ける。(水は冷たい)夏のトップシーズンになれば人は多くみられるが、それでもゴミゴミした感じを受ける程に込むことは無い。
サマータイムへの切り替えも目前!! いよいよ春の半ばにして、真夏日の見え始めたメルボルン。今のうちに夏の海へのアクセスをチェックしてみてはいかが?
Takuya Yumoto
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