イベントインフォevents

イベントレポートreport

Latin Band Santos Bonacci

シティ・スクエアの夕空に時ならぬラテン音楽のリズムが!!

2009年08月20日掲載
 

Latin Band Santos Bonacci

20 August, 2009 @ City Square


 

 シティ・スクエア(City Square)は、スワンストン・ストリートとコリンズ・ストリートの交差点にある。メルボルン市が貴重なビクトリア時代の貴重な建築物を取り壊して作った市民広場。現在では主要なイベントは、フェデレーション・スクエアで行われており、シティスクエアでは小規模なイベントだけが実施されている。 このシティ・スクエアで、時ならぬラテンバンドが演奏を開始した。

 

 ラテン音楽は、中南米、カリブ海が発祥の地。中南米、カリブ海は1500年代にスペイン人によって征服され、その後多くのアフリカから黒人が奴隷として送り込まれた。従ってイタリア、スペインなどのラテン系の要素とアフリカ系の要素を持った音楽。

 

 南米の中でもブラジルはポルトガル語であり、カリブ海では英語圏の国も多い。かなり広範囲に渡っており、その音楽の範囲も広い。ブラジルは、白人、黒人、インディオの混血が進んだ国であり、熱帯雨林の気候に合ったサンバ、ボサノバなど激しさとクールさを持った音楽。ペルー、ボリビア、エクアドル、チリなどアンデス系の国々は、高地の気候を反映してフォルクローレ系のほのぼのとした音楽。アルゼンチン、ウルグアイは、本国イタリアの伝統的な音楽タンゴ、クラシック音楽。コロンビア、ベネズエラは、熱帯と高地の両方の気候があり、民族音楽とリズミカルな音楽。中米の国メキシコは、音楽が盛んであり、ランチェロ、ボレロ、マリアッチなど現地の音楽とスペイン民謡が混ざった音楽。

 

サントス・ボナッチ(Santos Bonacci):
メルボルンをベースに活躍するラテン・ギタリスト。フラメンコギター、ラテン・ギター、ジャズギターなどを得意とする。

公式Web

MP3

 南米とオーストラリア間の距離は他の大陸より近い。しかし移民の数は、それほど多くない。オーストラリアの英国植民地が成立した1800年頃からは、比較的、中南米の政治が落ち着いていたことが主な原因だ。メルボルンには、フィッツロイ(Fitzroy)にラテン系の店が集中している。スペイン、中南米系の音楽を聞くにはフィッツロイのジョンストン通り周辺のお店がベストだ。

サルサメルボルン

 

 シティ・スクエアには、ラテン音楽は良く似合う。サントス・ボナッチのアンジェリーナ。

チャオス

シティスクエアトップ


関連記事

最新記事

アクセスランキング

  1. メルボルン10月のイベント
  2. 大阪観光誘致プロモーションイベント
  3. アニマガ2019開催
  4. 日本語弁論大会ビクトリア州最終選考会2019
  5. ラグビーワールドカップ開催にあたり「Izakaya」開催!

トップ20リストへ

人気の記事