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シドニー・マイヤー・フリー・コンサート レポート

オーケストラの魅力たーーっぷり

毎年開催されている夏のオーケストラ・コンサートへ行ってきました。

2月9日から4回開催され、参加したのは最終日。

今年は最初の3回を日本人指揮者・尾高忠明氏を迎えて、ピアニストやバイオリニストなど多彩な内容で開催された。



最終日の19日は、5時からMelbourne Youth Orchestraによる前座公演もあり、早くから多くの人が詰めかけた。指揮者はオーストラリアの多くのシンフォニー・オーケストラと共演しているBenjamin Northey氏。2003年よりメルボルン・シンフォニー・オーケストラと初共演をし、現在はOrchestra Education Conductorも務めている。昨年はロンドン・フィルハーモニー・オーケストラほか名立たるオーケストラとも共演する実力ある指揮者だ。


前半はオーストラリア初演となる、Nigel Westlake氏作曲の新作『Missa Sollis – Requiem for Eli』を披露。EliはWestlake氏の息子さんのお名前だそうで、奥様と息子さんへの愛情がこもった曲でもあるそうだ。もともとクラリネット奏者としてオーストラリアなどで活躍後、映画製作者John Weiley氏からの助言で今回の曲を作曲した。これまでにも映画のサウンドトラックとして数曲発表している。


パーカッションなどで構成された部分など、合唱団の声とオーケストラの力強い音に、Opera Australiaなどで活躍するボーイソプラノのJordan Janssen氏の優しい高音の声が合わさり、章が進むにつれどんどん引き込まれていく。たっぷりと約1時間ある曲は、時間がたつのが早く感じるほど素晴らしく、スタンディング・オーべーションで迎えられた。


インターバル後では、ブライトン出身の作曲家Percy Grainger氏の没後50周年を記念し、オーケストラ・バージョンへと編曲された曲が数曲披露された。ほぼストリングスのみで演奏される曲は、柔らかく、軽やかなリズムが続く。非常にオーストラリアらしい前向きな、明るい曲だという印象を受けた。


最後は誰もが一度は耳にしたことのあるメロディーと歌詞が印象的な『Foster’s Song』。会場の観客も一緒に合唱する部分もあり、一気に楽しい雰囲気に。


当日の天候は緩やかな風が流れ、気温も心地よく、ちょっと寝てしまった…なんて人もいたのではないだろうか? 毎年Sidney Myer Music Bowlにて開催されているこのイベント。クラシック音楽のことは知らなくても、夕暮れの野外コンサートの雰囲気に、自然と聞き入ってしまうとても素敵なイベントだった。
 

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