メルボルン夏祭り2012をリポート!
ドックランズが日本の夏色に。
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2012年2月13日掲載
2012年2月15日更新
2012年2月11日、Docklandsにて開催されたメルボルン夏祭り。
当日は天候が懸念されていたが、雲間からは穏やかな陽光が会場へと降り注いだ。
2010年の初開催から年々来場者数を伸ばしている本イベントだが、今年はなんと1万2千8百人を記録。
多くのメルボルン・レジデントがDocklandsへ足を運び、日本の”お祭り”を満喫したようだ。
場内は大きく4つに分かれ、バラエティ豊かなフードの屋台、メインステージ、盆踊りスペース&櫓、射的などの露店とそれぞれのスペースで日本文化の趣が楽しめる。
家族連れの姿が多く見られる中、人気のヨーヨー釣りは完売御礼。
浴衣を纏ったオージーの女性や、人気コミックのキャラクターのコスプレをした男性など、お祭りの楽しみ方に国の別はない様だ。
半被を粋に着込んだ運営スタッフたちが、来場者を笑顔で案内。
ひしめき合うほどの人で溢れた会場内も混乱はなく、スムーズに移動することができた。
最も賑わいを見せているのは、やはりフード・ストールが立ち並ぶエリア。
オーストラリアでは滅多にお目にかかれない”長蛇の列”がそこかしこに乱立。お隣の屋台で買ったフードを片手に次の列に並んでいるツワモノも。
本日最大のお楽しみ「ラッフル(宝くじ)」の抽選会が始まると、熱い視線がメインステージに集まった。
今年の目玉はペアの日本行き往復航空券!ラッフルを握り締める来場者の目も真剣だ。
ラッフルでMIZUNOのスポーツシューズ($200相当)が見事当選!
閉会間際の会場、いつまでも去りがたい祭りの余韻に、帰宅の歩みを遅らせる人々の姿があった。
【2/15 追記】
今回完売したラッフルの売り上げはすべて東北地方震災の義援金として寄付されます。
そして夏祭り実行委員会より「ご協力いただきました皆様に心よりお礼を申し上げます。」とのコメントを頂戴しております。