TRASHED! CORNER HOTEL MARKETS
ビール片手にお買い物。
2009年08月10日掲載
9th August, 2009 @ CORNER HOTEL


天井にはミラーボール、壁中にポスター、暗幕で覆われたホール。いつもはパブやライブハウスとして賑わっているそんな場所で、真っ昼間に開かれるマーケット。と聞けばどんなイメージ?ヘビメタやパンクロックなお兄さんたちが改造ギターを売っているとか?
リッチモンド(Richmond)のCORNER HOTELで開催されたそれは、ヴィンテージ物のマーケットというふれこみではあったけれど、目を引いたのはローカルのアーティストたちが魅せる作品の数々。


シャイニングのあの微笑みといつも一緒!?


かの有名なシャイニングのジャック・ニコルソン。彼の笑顔が貼りついているボタン・バッヂはなぜにそんなに恐ろしくも可愛らしいの?Lisaさん!


ぬくぬく。いつも包まれていたい。
メルボルンの長い冬も、Kellyさん、あなたの生み出す心のこもったニット作品があれば、春の到来を疎ましくさえ思うのかもしれない。


どう?素敵でしょ。古本から作られたイヤリング。

古い本の1ページ1ページがBrydieさんの魔法にかかり、アクセサリーへと変身を遂げる。なんて素敵なマジック!



本物のお菓子みたい。
カラフルでキュートな手作りせっけん。ハーブや果物だけを使用したアニマルフリーのそれらからは、Larissaさん、あなたの優しさを感じることができる。



可愛いすぎる!見つめているだけでも幸せ。
JaneさんとMichelleさんのハンドメイドの木製ネックレスは可愛くて可愛くて、そして温かい。あなたが笑顔でいられるように。
そんなアーティスティックな色合いの濃い作品たちのほかにも、イヤーマフを専門に扱っているお店や、個性的な靴を並べているお店、そしてもちろん、古着のオンパレード。



持ち運び便利な折りたたみ式イヤーマフ。首の付け根にくるっと巻くので、髪のセットも乱しません!


そして、マーケットには欠かせない、中古レコード。ここで、とんでもない量を抱えるお店を発見。レコードコレクターのShane さん。去年は3000枚のレコードを買ったらしい。当日は段ボール10箱分ほどのレコードやCDを並べて、「それでも家にはその10倍くらいあるんだよ、まったくしょうがないね」と言いながら屈託なく大笑い。実際の店舗を持っているかと思いきや、レコード収集は完全なる趣味だって。商売のつもりはなく、たくさんありすぎるので欲しい人がいれば、とマーケットに参加した次第。
「日本からコレクターが来たら、僕に連絡してくれよ。探しものは必ず見つかるからさ!」


懐かし過ぎるあの人に会えた。
カウンターバーはマーケットとともにオープン。一杯飲みながらマーケットへ紛れ込むと、ミラーボールに反射するライトに幻惑されて、あちらこちらへ目移りしてしまう。いつしか会場が音楽に合わせて揺れ始める。
そう、ここは確かにライブハウス。
そう、ここは確かにライブハウス。

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