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日本企業への就職活動をオーストラリアでスタート!

マイナビによるジョブフェアがメルボルンで開催された。

2012年9月15日掲載

 

9月8日にMelbourne Convention and Exhibition Centre でマイナビ主催のジョブフェアが開催された。このようなジョブフェアはオーストラリアでは初開催となり、当日は日本の名立たる企業や外務省がブースを構え、来場した学生は真剣に企業の話に耳を傾けていた。

当日の来場者は211名(翌日のシドニーは177名)で、オーストラリアの大学または大学院を卒業予定の方、または交換留学を1年以上在籍していて、ビジネスレベル以上の英語+もう一カ国語のバイリンガルの方も対象になる。したがって来場者は日本人ばかりではなく様々な国籍の方も参加していた。企業側も来場者に合わせて英語で企業説明をするところもあった。

 

 

 

ある企業の採用担当者にもお話を伺ったところ、今後は海外にどんどん進出していく予定なので、求める人材は単に英語ができるだけではなく、海外に意識を持っている人を採用したいそうだ。また、いきなり海外で働いてもらうという企業は少なく、まずは日本で実績を積んで、ゆくゆくは海外で活躍して欲しいという企業が多かった。ただし、既に社内に多くの外国人がいて一緒に働いている企業もあり、英語は日本国内で働く場合も必要になってきているようだ。

会場内には企業説明のブースとは別に面接ブースが設けられており、当日面接を受ける機会も設けられていた。企業によっては事前に書類選考やSkypeでの面接を通過した人だけを対象に面接を実施する企業もあり、当日中に内定を出す可能性もあるそうだ。

マイナビのスタッフによる就職相談コーナーも設けられており、各企業の説明だけではなく就職活動全体に対する相談も受けることができるようになっていた。

マイナビの柳楽さんにお話を伺ったところ、今までは日本国内で留学生向けにジョブフェアを開催していたが、2010年頃から企業の留学生に対する採用意識が高まってきており、海外まで足を伸ばそうという企業が増えてきたので今回のジョブフェア開催に至ったそうだ。オーストラリアを選択した理由は、アジア各国の留学生が多く、レベルが高い大学も多数あるからだそう。

日本でも年に2回今回のように留学生を対象にした「マイナビ国際派就職EXPO」を実施しているので日本で就職を考えている方は足を運んでみてはどうだろうか。
http://global.mynavi.jp/

参加した学生に話を聞くと、英語と日本語が両方できる強みを活かして日本企業で働きたい、そしてゆくゆくは海外で活躍したいと意気込みを語ってくれた。今回が初めての就職活動の人も多く、初めて受けた面接では想定外の質問をされて準備不足を痛感したという人も。また、まだ大学1年生もいて今後の就職活動の準備のために良い経験になったようだ。

今回のジョブフェアは、学生にとってオーストラリアにいながらにして日本企業への就職活動ができる数少ない良い機会になったのではないだろうか。このようなジョブフェアが来年、再来年と続けられるよう、来場した学生には日本企業で活躍できるようがんばってほしい。

 

株式会社マイナビ
就職情報事業本部 グローバル採用支援課
▼マイナビ国際派就職
http://global.mynavi.jp/
▼マイナビ2013外国人留学生特集
http://job13.mynavi.jp/conts/2013/tok/foreign/

 

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