ANE E-News April 10-003
更新日: 2010-04-12
Organ Donation Research WorkANEの臓器移植のリサーチを始めます。
どうぞご協力をお願いします。
現状を、あるいは皆様個人の意見をお伺いしますので、どんな感想でも良いのでお聞かせ下さい。
与える側と受け取る側、本人や本人の家族など、色々な立場からの意見が出てくると思います。
日本での現状の把握と、オーストラリアでの臓器移植、そしてオーストラリアに住んでいる日系人の臓器移植に関する考えを、まとめていきます。
臓器移植啓蒙ではないので、絶対反対の意見があってもいいでしょう。
看護師さんや介護士さんとしてお世話をしていた方や、実際に立ち会った方がいらしたら、状況や判断の過程など教えてください。
免許証の書き換え時に、Reminderがありますが、Yesとしている人、Noとしている人、よくわからない人、
特に脳の停止と心臓の停止、一度死亡診断がされた人が起き上がった場合、植物人間と脳死の違いは?
など色々勉強する事があります。
一度セミナーを開いて、詳しく内容を教えてもらう機会も提供したいと思います。
まず、(社)日本臓器移植ネットワーク Japan Organ Transpl
ant NetworkのWebを見てください。
http://www.jotnw.or.jp
様々な情報を掲載しています。
[日本の移植事情] 現状を知って、自分のこととして考えましょう。
[臓器移植のQ&A]
[小中学生の皆さんへ] やさしい言葉で解説されていますので、お子さんとの
会話のきっかけができるでしょう。
臓器移植法の一部が改正されます。
今年1月17日から、臓器を提供する意思表示と共に、親族に対し臓器を優先的に提供する意思を、書面により表示できるようになりました。
今年7月17日からは、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば、臓器提供をできるようになります。
これにより、15歳未満の方からの脳死下での臓器提供も可能になります。
最新の平成20年度の調査における、臓器提供意思表示カードの所持率は8.4%と、前回よりも0.5%増ですが、
脳死での臓器提供について「提供したい」と答えた方は43.5%で、「提供したくない」と答えた方の24.5%を大きく上回っており、
平成10年度の調査以来、最高となりました。
移植医療への理解は、年々深まってきていると考えられますが、意思表示へは結びついていないのが現状です。
移植希望登録数: 12,623人
脳死下で提供された方: 3人
心臓停止後に提供された方: 24人
移植を受けた方: 57人
日本では手術を受けられないので、アメリカで手術をしようと、渡航費・入院費を含め、7500万円を貯めようとしてる方もいるそうです。
このリサーチは、ANEが政府からリサーチのための助成金をいただいているので、今年の末までにまとめ、報告するという義務があります。
リサーチャーの希望者が 2人ご辞退なさいましたので(お1人は日本に帰国、もう1人は勉強が忙しくなったのこと)、
もしリサーチワークにご協力いただける方がいましたら、お知らせ下さい。
調査翻訳の費用は、助成金から認められておりますので、薄謝お出しできます。
リサーチの結果は、来年二月のOrgan Donation Weekに提出します。
リサーチの進行具合など、またお知らせします。
以上。
Association of New Elderly Inc. (新老人の会 オーストラリア)
住所:P.O.Box 489
Williamstown, Vic 3016,Australia
Tel:+61-3-9397 8421
Fax:+61-3-9397-8423
http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web
ane@aqua.plala.or.jp
新老人の会のNewsを載せて下さっているメデイア
http://www.25today.com
http://www.dengonnet.net
http://www.gogomelbourne.com.au
Community radio 3ZZZ 92.3FM
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