友達はチョコレートケーキ。
更新日: 2011-04-25
今日の音楽コラム「Just Australia」では
ユニークな名前のバンド
My Friend The Chocolate Cake
http://www.myspace.com/officialmftcc
を紹介します。
オーストラリアの滞在暦が長い人は、何度か
このバンド名を聞いたことがあるはず。
何せ、1989年から活動している、息の長いバンド
なのですから。
MFTCCを始めたボーカルのDavidとチェロの
Helenは、Not Drowning, Wavingという
オーストラリアでは名前の知れたグループで
活動していました。
当時いたバンドとは合わない曲ができたという
ことで、MFTCCを結成してそれらの演奏を
始めたということです。
MFTCCはメルボルンをベースとした6人組のグループ。
ポップ、フォーク、ワールド、アンビエントなど
のジャンルに分けられるようですが、メンバーは
アイルランドやスコットランドのフォーク音楽に
影響を受けたり、
Penguin Cafe Orchestra
Joy Division
Billy Bragg
Arvo Part
Talk Talk
などのバンドからもインスピレーションを与えられたとか。
キーボードやドラムなどの一般的なバンド
編成の楽器だけでなく、チェロやヴァイオリン
も加わっているのがこのグループの面白い所。
TVやラジオで流れてくる現代風ポップとは
一味違ったサウンドを聞かせてくれます。
そんなMFTCCが4月22日に、4年ぶりとなる
アルバムを発売しています。
Fiasco
http://www.jbhifionline.com.au/music/pop-rock/fiasco-signed-copy/647535
彼らのマイスペースで、アルバムからの
シングル曲となっている「25 Stations」
を聴くことができるのですが、バンドの
強みであるストリングスをフルに活用した
アップテンポなナンバー。
JB Hifiオンラインで先着100名は
サインつきのアルバムが購入できるそうです!
さて、次回のメルボルンでのライブは
5月28日、Victoria Arts Centreにて。
The Arts Centre
http://www.theartscentre.com.au/whats-on/event.aspx?id=2606
他の地域のライブや、詳細は彼らの
ウェブサイトをご覧ください。
近代的なポップに飽き飽きして、もう少し
落ち着いたハートフルな音楽が聴きたい!
という方、ぜひMFTCCをチェックしてみてください!
それではまた次回コラムで。
浅野浩治
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