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子どもと行くメルボルンkodomo_melb

子どもと行くメルボルン @クック船長のエンデバー号

ドックランズにて今週末まで公開中!

2012年4月24日掲載

 

メルボルンで見られるのは今週末までなので、いつもより早めの今週号!
 

前回の子どもと行くメルボルン@NGV Kids Spaceにて、昔の船や船旅に興味を持った子どもと一緒に見に行ったEndeavour号(レプリカ)が今回の行き先!

Endeavourと言えば、クック船長がオーストラリアを発見した時に乗っていた船。

そしてこれは、オーストラリア入植200年を記念して西オーストラリアにて、1988年に造り始められ約5年後に完成した復元船。

ガイドのおじさんが笑いながら話してくれたが、数年前に「200年以上も経つ船が、こんなに良い状態を保っているなんて、すごいわ~!!」と1768年に造られたオリジナルEndeavour号と勘違いしていた
おばさまもいらしたそう。
しかし、一歩船に乗り込めば、ここにクック船長が立ったことがあった事もあったのかしら?と(レプリカとは分かっていても)一瞬錯覚してしまうほど、細部まで実に細かく再現されているこの船。
 

 

完成後の1994年からは、世界中の港(29カ国、116港)を周り、現在は2011年4月からオーストラリア一周中で、メルボルンはその最後から2つめの寄港地。最後の寄港地Edenを経て、まもなくシドニーへと帰っていく。

 
クック船長乗船当時の台所、食堂。
じゃがいもの隣には大量のザワークラウト。
クック船長がザワークラウト推奨した事で、壊血病の発症を大幅に防ぐことができたそう。)
 

 
  写真左中央の鉄は唯一オリジナルEndeavourで使われていたもの。
(ガイドに促されて皆触っていました!)
写真右はクック船長や博物学者ジョセフ・バンクスらが仕事や食事をしたGreat Cabin。
  

船は94名(3年後の英国への帰還時には約2/3のみ存命)が寝起きしていたとは信じられないほど狭いが、

未知の世界を目指した冒険家達の息遣いが想像できるこの復元船。
普段はシドニーのAustralian National Maritime Museumでしか見られないので、この機会にぜひ!


 
乗船には下記の制限があり、船内はガイドの指示に従って回る。
混み具合にもよるが所要時間は1時間~1時間半程度。

*身長90cm以上
*はしごを上ったり、船内の天井が低い箇所ではかがんで歩いたりしなければならないので、
歩き易い服装と靴が必要
*ベビーカー、プラム等は持ち込み不可
*バックパックや大きめのバッグは入船前に預ける
 

2012年4月18~29日
Endeavour 
Waterfront City Marina, Docklands
電話 02 9298 3627 (シドニー)
WEB: www.anmm.gov.au/site/page.cfm?u=1372

一般公開
平日1:00-5:00
祝日、土、日10:00-5:00
(入船は4時まで)

料金
大人 $18
学生 $14.4
子ども(5歳-15歳)、コンセッション、シニア  $9
ファミリー(大人2人、子ども4人まで)  $38

18歳以上だが、実際に航海に出ることもできる→http://www.endeavourvoyages.com.au/


また、今回Endeavourを見逃してしまった人にも朗報!
メルボルンにもレプリカの帆船があり、実際に乗船し沖へ出ることが出来る。


その名はEnterprize。この取材した日にもEndeavourの隣で1時間の航海を行っていた。
オリジナルはホバートにて1829年に完成し、貨物船として使われた。
そして、この復元船は1997年に完成しdocklandsを中心に州内の各港へ航海をしている。
5月5、6日にはPirate Festival Weekendとして、Geelongにてさまざまなイベントがあるので船や海賊が好きな子どもは要チェック!
詳しくは→http://enterprize.cart.net.au/store/pirate-festival/

 

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