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オーストラリアでキャンプ!

大自然を満喫するなら、テントを持って出掛けよう!

日本にいた時は、年に4、5回行っていたキャンプ。キャンプ道具一式は全部日本に置いてきたので、メルボルンに滞在中はわざわざ道具を揃えてまで行かなくても良いかなと思っていた。が、知人のOZカップルに誘われ、せっかくなのでオーストラリアでのキャンプを体験してみることにした。

 

今回キャンプしたのは、Brisbane Ranges National Park内にある“Boar Gully Camping Area”。この公園の約7,700haの広大な敷地内には、キャンプ場の他にもピクニック•エリアやいくつかの遊歩道があり、シティから約80kmという近い距離にありながら大自然を満喫できる。また、コアラの生息する公園としても知られている。Boar Gully Camping Areaは、園内の北側に位置する。シティからだとWestern Freewayを使ってBallan経由で来るのがアクセスしやすい。なお、このキャンプ場は予約制のため、事前に予約しなければ利用することができない。予約はオンラインでもできる。料金は、1サイト1泊$13.50(6人まで。車1台分含む)。

キャンプ場入口。道なりに進んで行くとキャンプ場に辿り着ける。

 

到着してびっくりしたのは…何にも無い!正確に言うと、トイレ(水洗ではない&照明無し)、ピクニックテーブル&ベンチと薪を使用する暖炉のようなものはある。

 

水道も無く、電灯も一つも無い。当然お店も近くに無い。一番近くにあるスーパーは20km以上離れている。日本では整備されたキャンプ場しか利用したことがなかったので、ちょっと不安になる。

なので、ここでキャンプをするために最低限必要なものは、水、ランタンや懐中電灯といった照明、食材、カセットコンロを含む調理器具、テント、寝袋。水は手洗い等の一般用の水道水を入れたタンクと飲料用のタンクと両方用意した方が便利かも(個人的にAUSの水道水の味が苦手なので…。気にしない人は水道水のタンクのみでOK)。私達が行ったときは気温が低かったのでそんなに虫は多く無かったけれど、季節によっては虫除けも必須アイテム。ゴミは全て持ち帰りなので、ゴミ袋も忘れずに。

 

到着したのが3時頃だったので、テントをセットして、夕食の準備に取りかかる。日没までに片付けを終わらすべく早めに行動。日本でキャンプをする時は炭のBBQコンロを利用していたが、カセットコンロだと火を熾す時間も要らないし使い勝手も良い。ちなみに、この日のメインは鍋。寒かったから丁度良かった。ワインを片手にチーズをつまむのがオーストラリアのキャンプならではという感じ。

 

片付け終了後、暖炉へ移動。焚き火を囲みながら、酒を飲みつつ語り合い、まったりと過ごす。キャンプの醍醐味である、この贅沢な時間が私は好きだ。

 


辺りは真っ暗で、暖炉から少し離れるとどこに何があるか全く見えない。空を見上げるとプラネタリウム級の無数の星が見える。この日は私達しかいなかったので、自分たちの声以外に聞こえるのは、枝がパチパチと燃える音と森に棲む動物の声くらい。今まで野生のコアラを見たことはあったが、今回初めてコアラの鳴き声を聞くことができた。正直ちょっとショック…。あんなに愛くるしい姿なのに、鳴き声はまるでゴリラか豚のよう。うまく表現できないけれど「グゴゴゴォッ」という感じで、濁音かつ野太いのだ。

余談になるが、“Drop Bear”の話を聞いたことがあるだろうか?見た目はコアラに似ているが、体は大きく凶暴で肉食、木の上に棲み、木の下を歩いている人間を見つけると木から落ちて人間を襲う、という架空の動物(詳しくはWikipediaで)。

私はキャンプの前に知人からこの話を聞いて真に受けてしまい、Wikiで調べて架空の動物だと分かるまでは、正直ビビっていた(知人の言う通りに、本気でヘルメットを用意しようともしていた)。もし、この場でDrop Bearの話を聞いたのならば、このコアラの鳴き声がDrop Bearの鳴き声だと言われても疑わずにその存在を完全に信じ込み、キャンプに来たことを後悔していただろう。

夜も更け、暖炉の火が消火したのを確認してからテントへ戻って就寝。この日の夜はかなり冷え込み、念のために持ってきていたダウンコートを着て寝袋に包まったものの寒過ぎて熟睡できなかった。恐らく4℃以下だったのではないだろうか。

翌日、朝食を食べた後、近くの散策に出かける。遊歩道はちゃんと整備されているので割と歩きやすい。ただ、道の名前を記したもの以外、案内標識は無いので地図が無かったら迷ってしまいそう。

  

2時間程歩いてみたが、数種類の鳥以外の野生動物には出会えなかった。コアラのいる公園として知られているし、昨晩も鳴き声を聞いたくらいなので野生のコアラをたくさん見られると思っていたのだが…。後から知ったのだが、コアラが有名なのは、園内の南東にあるAnakie Gorgeの辺りらしい。


キャンプ場に戻り、諦めきれずに隣接する森で探し回った結果、ついに野生のコアラを発見!近くの木でさらにもう1匹見つけることができた。テントからたったの200m位の場所。昨晩の鳴き声の主は、このコアラ達かもしれない。


 

高い木の上の方にいる上、体が保護色になっているので分かりにくい。

    

テントの周りを動き回る小鳥。他にも様々な鳥がいる。

 

この日の晩も前日と同じように過ごす。テントに戻る前にブラッシュテール•ポッサムに遭遇。カメラを持っていなかったので、残念ながら写真は撮れず。前日よりは寒さが和らいだので、熟睡することができた。

最終日の朝。朝食を終え、荷物を片付ける。2泊3日のキャンプ無事終了。着いた時は、あまりの何も無さに驚き多少の不安はあったけれど、必要な道具さえ持っていれば問題なく過ごすことができる。つい快適さや便利さを求めてしまうけれど、たまにはこんな大自然の中でキャンプするのも良いかもしれない。

 

『Brisbane Ranges National Park』

URL:Parks Victoria: Brisbane Ranges National Park
http://www.parkweb.vic.gov.au/1park_display.cfm?park=73
Accommodation and Camping in Victoria’s National Park
http://www.parkstay.vic.gov.au/
地図:

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コメント

以前のコメント

隊長   (2014-06-17)
こんにちは! 楽しいレポートありがとうございます♬ 20年も前になりますがオーストラリアをテントで回った日々が懐かしく思い出され、ワクワクしました(*^o^*)

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