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動くGO豪メルボルン Vol.12 (Tram112編)

112番トラムで、夏の定番セントキルダビーチに行ってみる?

2012年10月18日掲載

 

今回も夏を意識したビーチ特集! ということで112番トラムでセントキルダビーチへ行ってみました。メルボルンでは一番人気もあり賑やかなビーチであるセントキルダへのシティからのアクセスは前述の96番トラムや16番トラムを利用するか、この112番トラムとなります。前者はシティの中心メルボルンセントラル駅とフリンダース駅からは利用しやすいですが、シティの西に位置するサザンクロス駅からは112番でのおでかけがオススメです!

 

サザンクロス駅はシティの環状線のシティループ(といっても4駅だけですが)の西側に位置し、近郊列車のメトロはもちろんのことビクトリア州鉄道、さらには州横断の長距離列車の発着駅です。州鉄道はビクトリア郊外のバララットやベンディゴ、ジロング等へ1時間から数時間の移動、州横断鉄道はパースやアデレード、シドニー等の都市へ1日から数日間かけて移動するスケールの大きい鉄道がやってきます。(いつかはここのコーナーで取り上げてみたいですね、編集長さん!)さらにメルボルンの空港へのバスサービス(スカイバス)のターミナルとまさに旅人が集まる駅なのです。

ここでのトラムとその他の交通機関との効率的な乗り継ぎは、オーストラリアらしく時間的にも案内板的にも、「全く考えられていません」が、112番トラムは巨大なサザンクロス駅の一角をかすめて通ります。

 

するとすぐにヤラ川下流の埠頭地区サウスワーフを眺めます。ここは新しく開発されている地区で、メルボルンエキシビジョンアンドコンベンションセンター(長い名前、、、)や、1800年代の航海史の遺産ポーリーウッドサイド号が停泊し、ショッピングセンターエリアが広がります。ちなみに取材した時はエキシビジョンセンターでは、新お母さんのためのマタニティ展なるものとオージーアニオタ展みたいのがやっていて、妊婦とコスプレのコラボレーションでした。さらにはポーリーウッドサイド号はまさかの現在改装中でしたが、基本的には航海時代の博物館的な役割で活躍しています。

 

112番トラムはさらに南下、F1コースでも使用される広大なアルバートパークにぶつかると西へ向かい海を目指します。

 

トラムは海沿いの道から一本内側に入ったところを走るので海を眺めながらの旅は出来ませんが、十字路を渡るたびに海がすぐそこにあることを実感させてくれます。トラムはセントキルダのレストランエリアに終着。カフェ、レストラン、バーにクラブと週末には騒々しくなるエリアです。その終着駅から徒歩で5分くらいすると海沿いの公園と遊歩道さらには白い砂浜が続きます。

波打ち際や海岸線の遊歩道を散歩する人やイヌ、自転車にローラースケーター、マリンアクティビティーや釣りなどを各々に楽しむ人で賑わうセントキルダビーチ。特に夏日の週末は大勢の観光客や地元のオージーでいっぱいになります。その中心から海に延びて行くセントキルダビア(桟橋)には、100年以上も続くキオスクがありシンボルとして愛されています。さらにそのうらの岩場にはブルーペンギンが生息しています。ピアから海とビーチ越しにシティを眺めることもでき、なんともメルボルンライフを感じさせてくれる場所でもあります。

 

特に陽の長い夏は西に沈む夕日を時間かけて楽しむこともできるので、貴重なメルボルンの夏のスポットの一つですね。

Takuya Yumoto

動くGO豪メルボルンの他の動画はこちらこちら

 

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