オーストラリア最大級の大学RMIT

MELBOURNE建物図鑑

【2012年1月27日掲載】

『RMIT』として世界的に知られるロイヤルメルボルン工科大学は120年の伝統を誇り、メルボルン大学やシドニー大学、モナッシュ大学とともにオーストラリアを代表する国立大学。

RMITの歴史のはじまりは1887年、現在の市内キャンパスの敷地に『Working Men's College』として設立。1992年にはビクトリア州法によって大学として認められ、ビクトリア州ではメルボルン大学に次ぐ正式な学位を認定できる大学となった。1993年より『RMIT』と公称するようになったという。

オーストラリア国外の教育機関と提携したコースも提供しているほか、TAFE（職業専門学校）や語学学校も併設。メルボルン市内に本拠地を置きながらも、近郊のバンドゥーラ、ブランズウィックにも大規模なキャンパスを持ち、またベトナムのハノイとホーチミンにもキャンパスを有するという国際的な大規模な大学。

ビジネス、デザイン、工学の3つの学科を基礎にさまざまな分野をカバーしているが、特に建築デザイン、情報工学や電気・コンピュータ工学で有名だ。

▲好き嫌いが分かれるこの緑色のもやもやは好き嫌い抜きにRMITの看板的存在

▲緑色のもやもやがある建物の裏側。建築デザインで有名な大学なだけあって斬新なデザイン

▲メイン・キャンパスにはレンガ造りの建物が並び、120年という大学の歴史を思わせる

▲新しいデザインとふるいデザインが調和し、クリエイティブな雰囲気があふれるキャンパス

ロイヤルメルボルン工科大学　(Royal Melbourne Institute of Technology)
330 Swanston Street Melbourne VIC 3000

Ryo
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