沖縄の風を感じて 沖縄食品&観光展 chotto motto にて開催
Taste of Okiwana を楽みました
2019年12月30日 公開
2019年11月6日(水)、Collingwood のレストランchotto mottoで 沖縄県の食文化をメルボルンに伝えるイベントが開催され、多数の食品業界関係者やマスコミなどで賑いました。
今まで、忍者や武将に扮するなどして、日本各地の広報に尽力されている 松永一義在メルボルン総領事 ですが、本日はカジュアルな装い。
・・・と思っていたら、観光沖縄をPRするためシャツの「かりゆし」ウェアでした。
総領事は、遡ること一週間前の10月31日、火災により焼失した沖縄県の世界遺産「首里城」への哀悼の意を表しました。
会場には、復旧への募金箱も設置され、義援金が集められていました。
オーストラリア で沖縄の文化や芸能を広める活動を行う「豪州かりゆし会」の会長、飯島浩樹氏により沖縄の特徴・文化・歴史などがプレゼンテーションされました。
メルボルンを拠点に、沖縄音楽の活動をこなす「いちまでぃん」の Chiemi Shepherd氏と、沖縄生まれの実力派三線唄者 Mion 氏による沖縄のミュージックタイム。
南国の陽気なリズムに合せて、皆踊り出しました。
本日の目玉の一つは、沖縄特産の黒砂糖。
JAおきなわのスタッフが黒砂糖の塊をノミとハンマーをつかって、砕いてみせてくれました。
細かくなった黒砂糖は、ポロポロと口のなかで簡単に崩れます。
甘味には違いありませんが、ミネラルやビタミンを多く含む健康食品でもあります。
(出展: 沖縄黒糖の栄養)
黒砂糖を原材料とした商品の数々。
もう一つの目玉は、沖縄で原生するシークヮーサー。
酸味が強く、主張のはっきりした柑橘類と感じました。
提供されたシークヮーサージュースは、さわやかで夏の日にピッタリ。
お酒好きの人には、やはり沖縄特産の泡盛のシークヮーサー割りがお勧めです。
飲み物以外にも、沖縄の地元料理や沖縄の食材を使用した料理も提供され、来場者は舌鼓を打ちました。
米をつかった料理は、有名なタコライス。
日本の最西端にあり、他のどの県とも離れた島々から構成される沖縄は、独自の歴史と文化を持ち、他県でのファンも多くいます。
オーストラリアのシンボルの一つでもある南十字星を見ることができる沖縄。
メルボルン・オーストラリアでも、沖縄のファンが増えていってくれることを望んでいます。
主催: 沖縄県・Tryber Pty Ltd
Tryber Pty Ltd は、日本とオーストラリアの架け橋となり、世界に誇れる日本の食べ物・酒・製品・文化をオーストラリアで流通、浸透させるお手伝いをしている会社です。
オーストラリア進出のご相談・お問い合わせは ウェブサイト から。
文:矢部勝義
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