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テリーとナオミの婚約パーティ

メルボルン流の婚約パーティの基本とは?

4月中旬のあたたかな日曜日。
ノースメルボルンのパブでテリーとなおみの婚約パーティが行われた。
若いふたりの婚約を祝って約100名の知人、親戚、友人が参列した。

テリーは英国系オージー。
なおみは、日本人。
開始時間は、午後2時。

午後2時の時点では、婚約したふたり以外は、まだ日本人が数人来ているだけ。
時間どおりに来ても、特に問題はなく、失礼にあたることもない。
ただ定刻にやってくるのは日本人が大半。
オージーは、10分後、20分後から三々五々やってくる。
スタート30分後から1時間後くらいに多くのオージーがやってくる。

これは婚約パーティーに限らない。
パーティが開始されても、特に司会もなくプログラムもない。
各自、自由に飲み物を取って自由に話をする。

なおみは、若い日本人女性であり、友人も若い日本人女性が多い。
男性は、カジュアルな服装が多いが、女性はやはりファッショナブルな服装をしている。
オージー女性と日本人女性を比べるとやはり日本人女性の方がかなりお洒落、よそ行きを着ている。

こういったパーティで、会費制は少ない。
今日の費用は、婚約カップル側が負担。
参加者は、それに見合ったプレゼントを持ってくる。
会場入口にはプレゼント専用のテーブルが作られる。
両手に抱えきれないほどの大きなプレゼントを持ってくる親族の方もいるので、プレゼントテーブルは一杯になる。



今日の男性50名ほどの中で、ネクタイをしていたのは、筆者(イタさん)を含めて3名。
ジャケット、スーツを着ていたのは、8名。
Tシャツの男性も数名。新郎を含めて多くの男性はシャツを着用。
メルボルンではシャツは立派なお洒落着である。
ドレスコードが無い一般的なパーティの場合には、真夏でも真冬でもシャツ姿がどこでも通用する。
男性の場合には、メルボルンはかなり便利である。

パーティ会場では、各自が飲み物を取りに行く。
カウンターには飲み物を供給する係の人がいて、ビール、ワイン、カクテル、ノンアルコール飲料などを出してくれる。
ビジネス・パーティの場合には、ウェイトレスが飲み物を運んでくることが多い。
今回は、パブの店員がカウンターで好きな飲み物を出してくれた。
飲み物に制限はないため、パーティの後半には赤い顔の人が増える。

オージーは、パーティは立ちっぱなしが基本。
イスに座ることはほとんどない。
従ってテーブル席は日本人が占める。
オージーは幼い子供かかなりの年配の人が座る。
BBQパーティは別とすると、社交パーティ、カクテルパーティでは、食事は軽いものだけ。

ウェイトレスが軽食を持ってくるのをつまみながら、ビール、ワインを飲んで、延々とおしゃべりを楽しむ。

来場する時間が自由ならば、帰る時間も自由。
あちこちで好きなだけ飲んでしゃべって、それぞれのスケジュールに合わせて自由に帰っていくのがメルボルン流。

テリーとなおみの婚約パーティでは、パーティが始まって2時間ほど経ったあたりで、テリーとなおみの挨拶があった。
テリーの話のあとで、なおみの話。
これは英語と日本語であった。

午後5時で貸し切っていたパブの一角は、時間オーバーとなった。
盛り上がっていたメンバーはそのままパブの一般コーナーへ移動して、更にパーティは継続。
お開きになったのは午後9時。
午後1時ごろから会場に来ていた新郎・新婦には長い一日であった。

テリーの一家は、バララットから更に西のアララットとの中間点のかなりの田舎の出身。

車で3時間かけてやってきた。従ってこの日はメルボルン泊りとなる。

お二人の思い出の姿を永遠に!!

メルボルン・ウェディング・フォト 

撮影データ
Canon EOS 5D MarkⅡ プログラムAE 評価測光 絞りF4.0 1/60秒 露出補正 ISO感度 1000 AWB 画質圧縮率 JPEG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM 発光
撮影 板屋雅博

 

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