メルボルンってどんな街?
学ぶ前に予習!
2010年2月18日掲載
世界各地の都市から、メルボルンを留学先として選んだ、もしくは選ぼうとしているあなた。メルボルンがどんな街なのかご存知だろうか?
メルボルンは「エコノミスト」が発表する、世界の住みやすい都市TOP100に2002年、2004年に1位に選ばれているように、シドニーに次ぐ大都市でありながら、とても生活環境が整っている街なのだ。
●交通
トラムと呼ばれる路面電車、電車、バスが市内を走っており、交通網が発達しているので、通学、買い物、遊びに行くのにも便利。しかも、チケットに指定された地域•時間内であれば、これらの交通機関に自由に乗り降りできる。
●食事
メルボルンは移民が多く、中華、インド、イタリア、ギリシャ等の各国の料理を楽しむことができる。もちろん、日本料理店もあるし、日本の食材を売っているお店も豊富。また、食料品の物価が日本と比べて安いので、自炊するのもおすすめ。
●アコモデーション
異国の地で一人暮らしは、不安がつきもの。おすすめは、シェアハウスとホームステイ。それぞれ、一人で部屋を使うことができるのでプライベートも確保できるし、英語の上達も早いかも。シティ近郊の相場は、シェアハウスで週$140〜、ホームステイ週$250(食事込み)〜。
●レジャー
市内にはあちこちに公園や歴史的建造物があって見所が多く、郊外に行けば豊かな自然を満喫できる。また、全豪オープンテニス、F1、競馬のメルボルン・カップのような世界的なスポーツ大会など、1年を通して様々なイベントが開催されている。休日の過ごし方も充実できるのは、メルボルンならでは。
●国際色豊か
移民国家オーストラリアの中でも、メルボルンは様々な国籍の人が集まる都市。ちなみに、2006年のBest5は、イギリス、イタリア、ベトナム、中国、ニュージーランド(出典:wikipedia)。世界各地の人たちと交流できるので、様々な知識や経験を得られる。
●教育レベルと設備が充実
メルボルンには、メルボルン大学(世界大学ランキング36位)、モナッシュ大学(同45位)、ラ•トローブ大学(オーストラリア大学ランキング12位)といった有名大学があり、設備や教育レベルも高い。また、TAFEも公立なので設備も整っていて、授業内容の評判も良い(ランキングは、Times Higher Education THE-QS 2009年度版)。
●学校の日本人在籍率が低い
ケアンズ、パース、シドニーでは日本人がとても多く、50%を超える学校もあるが、メルボルンでは高い学校でも20%程度、低いところでは全校で1〜2名という学校もある。せっかくメルボルンまで留学に来ているのだから、じっくり英語を勉強できるこのような環境は理想的!
●勉強熱心
メルボルンは「学問の都市」とも呼ばれていて勉強目的で集まってくる学生が多いので、同じ目的を持つもの同士、周りから良い刺激を受けることができる。
また、同じ学校でも、メルボルンのキャンパスは他の地域にあるキャンパスよりもアカデミックなコースに力を入れているところが多いのも特徴。
●バイトができる
オーストラリアでは、学生ビザを持っていれば、週20時間までの労働が認められている。収入があれば、より生活も充実するし、学校以外の友達ができるきっかけにもなるだろう。
次回は「メルボルンにはどのような学校があるのか」をテーマにお伝えする予定。
お楽しみに!
(取材協力=MTSC)