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英語子育て、成功のための50カ条 その12

「英語の間違いを直すのは子どもの機嫌が良いときにしよう」


英語に限らず何にでも言えることかもしれませんが、「こうした方が良いよ」とか「これはこうするんだよ」というアドバイスをするときは、タイミングが大切です。

例えば、お皿の上で食べなくてボロボロこぼしてしまったり、無理やりお友達のおもちゃを奪ったりした場合には、その場で毎回叱る必要がありますが、英語に関する間違いを直すのは叱るわけではなくアドバイスです。ですが、言われた方は叱られたのと同じような気持ちになったり、自信を失くすきっかけになったりしてしまうときがあります。そうなると英語が嫌いになって、さらに間違えるようになるという悪循環になりかねません。

うちの息子もよく、過去の話をしているのに、現在形で話してしまうことがありますが、せっかく楽しい気分で話をしている雰囲気に水を差したくないので、話を一通り聞いて、その感想や返事を言ってから、「ところで、さっきこう言ってたけど、本当はこうだよ」と教えることが多いです。逆に話の出だしで間違えている場合はすぐに直す場合があります。例えば"I go to the park today."と言われたら、直後に"I went to"と指摘します。それはまだ会話が流れる前だからです。

日本語でもそうですが、会話がいいテンポで流れているときに場の空気を乱されると嫌ですよね。英語子育てをしていると、つい「しっかりとした英語が話せるようになって欲しい」という思いが強くなりすぎて、正しい英語を話させることだけに気が行ってしまいがちですが、それよりも親子で心の通った会話をすることの方が大切です。しっかりとお子さんの心にまで耳を傾けるのを忘れないでください。ときには間違いを指摘しないことも大切です。お子さんの気持ちが落ち込んでいるときや疲れているときには頭に入らずに精神的にさらに追い込むだけです。アドバイスをするときには、お子さんが元気なとき、機嫌が良いときにするようにしてください。



※読者の方からの質問や応援メッセージ大歓迎です。コメントお待ちしております。

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プロフィール

高橋正彦:1977年、静岡県浜松市生まれ。中学卒業後、単身メルボルンに渡りブライトングラマースクールに入学。同校では、3年がかりで学校側に打診をしサッカー部を創立、初代キャプテンを務める。1998年中古CDショップ「音吉プレミアム」を立ち上げ、世界中の人達との交流を始める。2007年9月、単行本『イタリア人は日本のアイドルが好きっ』を出版。2009年5月には世界中のオタクと交流するOTAKU SPECIALISTとして、NHKから英語でインタビューを受け、その映像が世界80カ国で放送された。

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