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窓のあるカフェ。

第5杯目は、窓のあるカフェ。

 

シティの中心部 Collins Street を走るトラムに乗って、まっすぐ行くとそのカフェはある。Docklands オフィスが建ち並ぶエリアで昼間に限り人口が増える地域である。冬は風が強いことで有名だが、春夏の天気のいい日にはビルの合間でランチを片手にピクニックなどもできる。

 

このような芝生の丘もあり、とても都会の中にいるとは思えない。

この丘に登って一息するのもいいだろう。太陽を体中に浴びて光合成。

 

Code Black Coffee この店の本店は Brunswick にある。最近、シティに立て続けに新しく2店舗オープンし勢いのあるカフェとも言えるだろう。ここは、メインストリートから少し入ったところにあり静かなのも魅力だ。

 

このカフェにはほとんど壁がない。壁のかわりに窓を大胆に使い、天気の良い日には太陽の光が店内に溢れかえるのだ。大きく広がった窓の向こうにある風景を眺めながらの1杯もいいだろう。

窓辺で語らう「おふたりさま」の影たちもかわいい。

 

ちょこんとした椅子と机も「おひとりま」にはちょうどいい。太陽の日差しを浴びながら頂く昼下がりの1杯。

 

真っ白の机とカウンター。そして壁に無造作に掛けてあるエプロン。すべてが絵になる。

 

右側には立ち飲みスペースもありクイックカフェインの人たちにはもってこいのスペースとなっている。

 

全身に降り注ぐ太陽は、知らないうちに深呼吸を私たちにさせてくれる。忙しい日常で忘れがちになっていくゆとりと時間。光合成はまさに不可欠なのだ。日の当たった植物がすくすくと育っていくのと同じように、私たち人間もおひさまによって生かされているのだ。

このカフェはカフェインとビタミンの両方を与えてくれる。

 

少し前のメルボルンにはこういった雰囲気の明るいカフェはあまりなかった。昔はどちらかというと隠れ家的で薄暗いカフェが目立っていたのだ。でも最近は白を基調とし天井を高くしたり、このように太陽を堂々と受け入れるカフェをよく見かける。

人が人であるためにできること。誰もが、なんとなくそんな原点を探しているような気がする。

 

カフェインとビタミンの補給に訪れるビジネスマンたち。

 

壁に掛かったいくつもの太陽と同じくらいに輝やいている La Marzocco 

 

太陽から生まれる影絵たちが完璧といっていいくらいに店内に映し出される。この幾何学的な影が何ともいえなくたまらない。

 

きちんと並んだ豆たちが出番を待っている。

 

ハリオ製品の多いメルボルンでカリタの赤い箱たちを見て嬉しくなるのは私だけだろうか。赤のチェック柄がレトロっぽくてたまらない。

 

ブーケを付けたガイコツ模様が有名の Code Black Coffee Roasters

 

しっかりとした味わいの豆がミルクとよく合う。定番の Flat White は期待を絶対に裏切らない。

 

これからの季節に嬉しい Cold Drip も納得のいく味だ。

 

スイーツたちも忘れてはならない。ちゃんとレジの隣で熱い視線をくれているのだ。

 

このカフェで、君はいくつの太陽をみつけることができるだろう。

 

そして、その太陽がどこから昇り、どこに沈んでいくのか。そんなことを考えてみるのも悪くない。

雨の日に、ここに太陽を求めて訪れるのもいいだろう。窓辺に座り、窓をつたって流れ落ちる雨を見ながら。

 

君は何を思うだろうか。

 

ここでいいのか。これでいいのか。

雨の先は何なのか。虹は君を待っているのか。

 

どんなに強い雨だとしても、決して忘れちゃいけない。

 

 

 

止まない雨はないんだと。

 

彼女たちの笑顔もビタミンとなり私たちに注がれる。 Tahleah & Bo

 

窓のあるカフェに行こう。

 

とっておきのカフェインとビタミンを求めて。

 

 

Code Black Coffee

800 Collins Street ( Myer Building )

 

 

" If you have any answers we will be happy to provide full and detailed questions "

 

 

 

雰囲気のまったく違う2つのカフェを梯子するのもいいだろう。

Code Black Coffee Older Fleet

477 Collins Street

 

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