牛頭と名がつく　BBQソースを　食してみた

更新日: 2012-05-16

中国版なべ大会の常連ともいえるこのタレ。食卓に不在なのが確認されると、急いで買いに行く人がでるほど大人気。
メルボルンの冷えこむ夜、友人たちと鍋を囲んでソテーソースに挑戦！

任務その５
＜ソテーソース　沙茶酱　Barbecue Sauce＞

パッケージにある、ブランド名の牛頭牌はインパクト大。英語ではBull Head(ブルヘッド）と明記され、ホームページも所有。
「日本にはブルドックソースがあるしね」というひと声で、なぜか一同納得して宴会開始！



フタを開けてみると、かつお節を濃縮した奥深い香り。見かけはもったりとしたプラムジャム。
小指でなめてみると、魚介類のエキスに干しえびを足したような贅沢な味わい。
まったく辛くないので、お子様にも安心。お醤油、チリソースと混ぜ合わせて、お好みのタレを調合します。



宴もすすんでいくと「ちょっとー、牛の頭とって～」と、あちこちからソースを追加する声が。
初めて挑戦する友人にも好評でした。

なべ物のタレだけでなく、炒め物やスープにも応用可能。
私はスプーン２杯分を熱湯にとかして、日本そばをいただきました。
潜水艦でゆっくり海底へ沈んでいくような、シーフードのおダシがジワリとにじみ出る味わいでした。



鍋を囲んで話しが弾み、笑い転げた腹の底。そーこがぬけたら　帰りましょ～。
体も友情もしっかりと温まりました。

＜著：久里類＞