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モンゴル発 鍋底スープ 食してみた

かわいい羊のイラストと、リアルな山男の写真がパッケージに並んでいるスープの素。だんだんと冷えこんでくるメルボルン。温かい鍋を囲んでいざ挑戦!

任務その53     
<辛口火鍋の素 火鍋底料 Chafing Dish Compounding>

この羊さんマークを有する「小肥羊」は中国最大の火鍋専門店です。モンゴル産。
外袋には「中国山岳隊の推薦商品・国家良好行為AAAA級企業」などと明記され、なんだかスゴイものを思わせるものがあります。

中には5つの小袋が。
イチゴジュースのような外見の液体、黒豆、巨大アーモンド風。そしてピンクの袋が2つ。

さらに中身を解明していきます。
イチゴ色の液体は味がなく、爪にぬってみるとキラキラと輝くことから、何かの油だと推測。
もう1つのピンクの袋は香辛料たっぷりで秘蔵の粉。山椒のような香りと色。
そしてチリの破片、クミン、豆豉とよばれる黒豆。

これら全てを鍋に入れ、1.5リットルの熱湯を沸き立たせます。
とーても辛そうです。罰ゲーム、地獄谷ーーといったコトバが頭の中をよぎります。
部屋の中はカレー関係の香りですごいことになっています。食欲は絶好調に高まってきます。

海鮮にお肉、野菜に豆腐をたっぷりいれ、しんなりしたら、いただきます!
驚いたことにあまり辛くありません。つけダレがいらないほど、素材に味が染み込んでいます。
60時間ほど煮込んだ、味わい深いスープといったかんじで、最後のラーメンまでペロリ。
次回はおじやに挑戦してみます。

そんなに辛くないのに、全身汗だくになり、食べた後スッキリ。
鍋底スープによって山頂にいるような爽快感を味わい、バーチャルな山登りを体験できるのでありました。

<著:久里類>

 

コメント

以前のコメント

tachi   (2013-05-14T10:09:41)
家庭で食べられるなんて嬉しい
うなぎ   (2013-04-20T13:42:22)
身も心も温まりたい
ippan   (2013-04-18T07:06:53)
面白い~、面白い。チリのきいたおじやはおいしいのかなあ
暁   (2013-04-17T02:47:27)
仕切られているこの鍋ほしい!

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