動くGO豪メルボルン Vol.11 (Tram109編)
ウォーターフロントな街、ポートメルボルンへの路線!!
2012年10月11日掲載
10月のメルボルンは夏日と冬日が交錯するような日々が続いていますが、それでも全体の気温は随分と上がってきましたね。またデイライトセービング(サマータイム)も始まりましたし、本格的な夏を待つばかりとなりました。今回のトラムの旅は109番に乗車してシティから一番近くのビーチのあるポートメルボルンを目指します。
メルボルン南東の郊外Box Hillからやってくる109番トラムは、シティ内コリンズストリートに入ってきます。コリンズストリートは、ニューヨークで言う5番街、東京でいう銀座通りのような通りで高級ブランド品店のならぶ通りです。といっても規模はとても小さいですが、、、 しかし短い距離の中にLouis Vuitton, PRADA, Cartier, Rolex, BVLGARI,CHANEL等の有名店や、隣接するWestin, Hyatt, Sofitelとホテルのグレードも一級です。さらにはRegent Theaterなどの大型劇場もならびハイソな余暇を過ごすのには十分なところです。
シティを抜け、ヤラ川を越えるとトラムはすぐにクラウンエンターテイメントコンプレックスとメルボルンコンベンションアンドエキシビジョンセンター(長い名前、、、)の間に停車します。クラウンコンプレックスは南半球最大のカジノを中心に、レストランやショッピング、映画館、クラブなどここもまたハイソな遊び(特に夜)が楽しめるエリアです。
カジノからはトラムは旧私鉄ライン(LightRail)に乗って一気にスピードアップ、約10分程でポートメルボルンへ到着します。
ポートメルボルンはメルボルン湾であるポートフィリップベイにそって続く一番西の端にあたります。ここから南東に延々とビーチと遊歩道、サイクリングロードが続き、メルボルンマラソンでも使用されます。そしてそのビーチの先には巨大なタスマニア行きのフェリー「Spirit of Tasmania」が停泊して、貨物や乗用車、乗客たちをガンガン飲み込んで行きます。また埠頭を挟んでビーチの反対側にはウォータフロントなレストランやカフェ、そして高層住宅街に沿って遊歩道が延々と続いています。
シティから一番近く、そして見所も充実のポートメルボルン。ここを拠点にサイクリングやウォーキングするオージー達も多いようですね。週末に、陽の長い夏の午後に訪れるのもお勧めです。
Takuya Yumoto
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