AFL International Cup

オーストラリアン・ルールズ・フットボール国際大会レポート

2008年9月11日掲載

　世界から16チームが集まり、オーストラリアン・ルールズ・フットボールの国際大会が開催されました。3年に1度開催される大会で、メルボルンとワーナンブール（warrnambool）の2か所で行われました。

　

　8月30日のTelstra Domeで開催されたカールトン（Carlton）対ホーソン（Hawthorn）の試合のハーフタイムに、全チームの入場行進が行われました。日本代表サムライズ（SAMURAIS）は観客から温かい拍手で迎えられました。トーナメント形式の1次リーグを戦った後、各リーグの上位２チームが決勝リーグに進みます。グランドファイナルは9月6日、MCGで行われるAFLファイナルシリーズ第1戦の前座試合として行われました。

　この大会に出場するにはアマチュアであること、代表する国の国籍を持っていることがありますが、特に10～16歳までの間に代表する国に住んでいることが条件となります。

　

　メルボルンのロイヤル・パーク（Royal Park）で開催された、SAMURAISにとって、この大会最終戦のアメリカ戦を観戦しました。試合はアメリカの一方的な展開となり、惜しくも負けてしまいましたが、16チーム中8位という成績を残しました。

　参加したチームの一つにピース・チーム（Peace Team）という名のチームがあり、このチームはイスラエル人とパレスチナ人で構成されます。この大会を通し、改めて平和を考えるきっかけにもなりました。

　