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オーストラリアン・ルールズ・フットボール Team Japan SAMURAIS 久納 陽介 選手 インタビュー

日本代表選手の素顔とは?

2008年9月11日掲載

 

【プロフィール】
久納 陽介 Yosuke Kuno
神奈川県出身。25歳。Eastern Hawks所属。オーストラリアン・ルールズ・フットボール日本代表。背番号21。ポジションはラック(主に中盤にポジショニングし、ボールトスのボールを競り合う)。メルボルンでローカルフットボールクラブでのプレー経験がある。AFL(Australian Football League)International Cupに参加のため来豪。今大会、チームは16チーム中8位の成績を残す。
 

インタビュアー:長谷川 潤、大喜多 良美


※オーストラリアン・ルールズ・フットボール(通称Footy:フッティ、以下フッティ)

 

--フッティと出会ったきっかけは何ですか?

大学入学式のクラブ勧誘のときに、ラグビー部と間違えて声をかけたのがきっかけです。当初はラグビーをしようと考えていました。しかし練習を見に行って、「面白いスポーツだなぁ。」と思い、またAFLの試合の映像も見せてもらって、それでフッティをしようと決めました。今年でプレーして6年目です。


--今回のInternational Cupの印象はどうですか?

こちらに来る前は準備不足の感じもありましたが、始まってみれば、強豪のサモア(Samoa)に勝つことができましたし、それで自信もつきました。しかし後半に戦ったカナダ、アメリカの2チームは強かったですし、自分たちのスキルやフィットネスがまだまだ足りていないと実感しました。また他の国のチームの選手と触れ合う機会もあったので、楽しかったです。


--遠征は大変でしたか?

ほぼ2日に1回試合というハードなスケジュールで、移動日などもあり、とても大変でした。ワーナンブール(Warrnambool)は寒かったですね。大会期間中は天候に恵まれたのでよかったです。


--今回の大会を通して得たものは何ですか?

次の試合へのモチベーションですね。試合の後、「また次もやってやろう!」という気持ちを持つことができました。

 

--今後の目標は何ですか?

3年後のInternational Cupに出場することと、日本でもっと選手を集めて、強いチームを作りたいです。SAMURAISに選抜される基準は特にありませんが、とにかくフッティを日本でプレーしていて、日本代表のコーチの目に留まれば練習に参加することもあります。


--日本でフッティの知名度が高くない中で、スポンサーなどを見つけるのは大変ですか?

そうですね。自分自身も仕事をしながらプレーしていますし、今回の大会に参加するにあたっても、協会のスタッフの方に一生懸命に動いていただきました。


--日本でのフッティの試合は多いですか?

またまだ試合数は少ないです。「トップ・リーグ」というのを開催していますが、1年間で5ラウンドくらいしかできません。これだけ面白いスポーツなので、ぜひたくさんの人に見ていただきたいですし、フッティのグランウンドも日本に作りたいですね。


--個人的な夢は何ですか?

そうですね・・・、〝楽しく生きる”ですかね。


--フッティをされたことのない方にメッセージをお願いします。

是非一度観戦してください。常にプレーする場は用意するつもりでやっていますので、興味のある方は挑戦してください。


--勝利へのゲンかつぎなどはありますか?

特にないですね。いつも自然体で、変わったことはしないようにしています。


--AFLの中のどのチームのファンですか?

エッセンドン(Essendon)です。今年は決勝リーグに進めなくて残念です。


日本オーストラリアンフットボール協会
URL: http://www.jafl.org/

オーストラリアンフットボール日本代表SAMURAIS公式ブログ
URL: http://blog.livedoor.jp/japanfooty/

AFL International Cup
URL: http://www.afl.com.au/Development/InternationalCup/tabid/10241/Default.aspx

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