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介護食試食会

ANEでは、9月9日に介護食の試食会を行いました。

ANEの協力者・「ふくなお」の介護食と日本の一般的な介護食を食べ比べました。

ふくなおの社長 楢崎美穂さんが 日本で市販されている 介護食のサンプルを 試食用に持ってこられました。
 
ハンバーガー   カレー  クリームシチュー   メニューはいいのですが 食べ ると !? これがそうかい? と 思います。ベビーフードか 悪く言えば ペットフードのよう。  スプーンで一口食べただけで 食欲はわきません。最 後の楽しみ 「食べること」になるので生きる望みがなくなるようです。
 
どうして 高齢者は肺炎になって なくなるのでしょう? のどのところにある 弁 が 健康なときは 活発に動き 食べ物は胃に 空気は肺に と分けられるのですが 高齢者はこの機能が弱くなります。(映像でしっかり確認)
 
つぎに ふくなお 材料として冷凍になっているので 必要に応じて解凍し 簡単に調理します。本物を細かく切ったものを つなぎを入れて再度成形してあるので 見た目は本物。 ひとつづつが 色が残り形が残っています。 みためが美味しそう。
 
食べるときには 5感  (見て 聞いて=調理中の焼いたりする音 香りをかいで 味わって 脳で記憶と結びつける)を必要としています。
 
いか ー 消化に悪いのですが 細かく切ってあるので口の中でとけるよう
もち - 毎年必ず 何人かが お餅をのどにつかえさせて 亡くなりますが 食感はおもちですが やわらか ふっくら これなら のどにひっかからないでしょう。
たこやき - 大阪は たこやきでなければ だそうで たこが すりつぶされて 中にあんこのように入っています。 食感 たこ焼きでしたよ。
 

参加者からのご意見

"楽しさ+老いるということを考えさせられました。長く噛むことができるよう歯を大切にしなくては!!!"
 
「わあ、おいしそう」おせち料理を見た女性客が声をあげた。

しかし、目の前に並んだ、おせち料理は普通の おせちではない。黒豆、伊達巻、筑前煮、昆布巻きかまぼこ、どれも歯のないお年寄りに歯茎だけでかんで頂けるように、加工がしてある。つやつやした黒豆の 表面は、皮のように見え、皮のような舌触りがあったのに、口の中で溶けた。たこ焼きの中のたこはすりつぶしてあるたこがきちんと真ん中に入っている。なん でも一緒くたに混ざってしまった普通の介護食とは雲泥の差で、健康な方が食べても十分おいしい。

大手食品メーカーの介護食は、カレーならカレー、シチュー ならシチューとひとつの味で同一の舌触り、香りもよく分からなくてなんともわびしいのに比べ、ふくなおの介護食は、目で見て楽しく、舌触り、歯ざわりそれ ぞれ、個々の食材の味を楽しめる贅沢な介護食だ。素材の味、色、香りをそのまま使い、新鮮な食材をすりつぶした上、もとの形にまとめてある。

味にこだわる 大阪人楢崎美穂さんの研究成果だ。
 

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