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2012 Alps Wine Assemblage Type R Blanc

こんにちは。

Nishです。

 

今回は日本ワインをご紹介しますね。

 

最近の日本ワイン頑張ってます。

 

日本産ワインの基準とは日本国内で製造販売しているワインであれば、原料が日本産でも海外産でもよかったのです。海外産というのは葡萄の濃縮果汁を輸入し日本国内でワインを造れば日本のワインとして販売できるということ。

これが消費者の混乱を招いた一つ。

 

ワイン生産地っていうとやっぱり山梨県のイメージが強いですよね。

 

総生産量では、なんと神奈川県が山梨県を抜いてだんとつ1位なのです。

どうして?神奈川県?

実は、海外から輸入した葡萄の濃縮果汁でワインを造っているメルシャンの工場があるから。

コンビニなどで売っているデイリー・ワインはここで造られているのです。

 

でも、今年の10月から、海外から輸入した濃縮果汁で造られたワインのことを“国内製造ワイン”という表示になり、原料葡萄が国内産100%のワインを“日本ワイン”と表記されるようになります。

この“日本ワイン”ですが、産地である地域名を表示する場合、その地で収穫されたブドウを85%以上使用しなければならないという規定があります。

また、品種名についても85%以上の使用が義務付けされます。

そして、収穫年もその年に収穫されたブドウが85%以上使用されている必要があります。

 

これで“日本ワイン”の品質が向上してくれれば、もっとオーストラリアでも“日本ワイン”に出会えるチャンスがあるかもしれませんね。

 

さて今回のワインは山梨県のアルプス・ワインから。

2012 Alps Wine Assemblage Type R Blanc


甲州、デラウェア、そしてシャルドネをブレンドした白ワインです。

淡いゴールドカラーに光沢があります。エキゾチックな香りが印象的。アプリコット、レモンドロップ、乾燥させた花梨、マンゴ、青梅,そして甘露飴の香り群。

口に含めば十分な果実味(デラウェア!)に、甲州的なミネラル感や酸味、そして骨格として支えているシャルドネの存在感も頼もしい。ややグレープフルーツのようなビターなフィニッシュも余韻を楽しませてくれる要素。

 

このワイン飲んでると、ふっとカラスミが食べたくなった‼ 誰か美味しいカラスミ持ってきてぇ。

Bon appétit 

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