調味料界の最高峰　ＸＯソースを　食してみた

更新日: 2012-06-20

手書きのメモを見て、「ＸＯ」をカタカナの、「メロ」と読んだ友人がいますが、「エックスオー」と発音します。
最高級の調味料といわれているXOソース。うやうやしい心持ちでさっそく挑戦！

任務その１０
＜ＸＯソース　XO醤　XO Sauce>



このソース、中華食材店で売られている場所から違っています。レジカウンターの後ろにあって、わざわざ店員さんに
取ってもらう所、レジ横のショーケースに展示物のように陳列されている所もあり、他の商品とは別格なのです。

ビンの黒いラベルに、神々しい黄金の文字。高貴な気分をもちながら、ゆっくりと開けてみます。

見た目は、あれ、100円ショップで買った、瓶詰めのなめたけみたい。
気持ちは急に庶民に戻ってしまいました。
いやいや、よく見ると干した貝柱に干しえび、牡蠣の破片などの高級食材の総集でした。すいません。



濃厚な海のにおい。ゆっくり深呼吸すると、自分の息する音が、まるで波の音に聞こえてしまいます。

小指でちょっとなめただけで、「おいしい！」の一言。白いご飯を一気にかきこみたい衝動に駆られました。
歯ざわりはやわらかいサキイカ。
かむほどに海のエキスが口いっぱいにひろがります。



炒め物、チャーハン、スープに最適。辛さゼロなので、お子様も楽しめます。
私は焼きおにぎりにしていただきました。
貴族と庶民のコラボレーション食品がここに誕生。
ポロポロと崩れ、少し食べずらいですが、シーフードの旨味が抜群で、３個をペロリ。

どなたかメルボルンで、このＸＯソースおにぎりの販売、ビジネスにしてみてはいかがでしょうか？
さあ、商売の結果はバツＸとでるか、マルＯとでるかーーー。

＜著：久里類＞