コクのある味　クコの実　食す

更新日: 2012-09-19

乾物コーナーの地味なたたずまいの中で、ひときわ目立つ、赤いクコの実。アンチエイジングに効果があると聞きつけて、さっそく挑戦！

任務その２３
＜クコの実　枸杞子　Lycium chinense＞



中国原産、ナス科の低木の果実。色が情熱的に赤く、何だかそそられますねえ。
はりきって、大入り袋１キロを購入してしまいました。



開封してみます。小さなだえん形で、長さ１センチ。
手触りは硬く、さらりとしたドライフルーツ。
一気に２０粒を食べてみます。

ほんのり甘く、干しアンズの味。
固めのハイチューを噛んでいるようで、銀歯がとれてしまわないか、ドキドキしてしまいました。
歯に詰め物がある方は、スリルを味わえます。



お粥にスープに、ヨーグルトに。そしてお味噌汁にも相性抜群。
私は、１本３ドルの白ワインに漬け込んでみました。



たったの２時間で、薬膳酒風のクコ酒の出来上がり！
ほんわり甘くて飲みやすく、おしゃれないちごのカクテルを飲んでいるよう。
たっぷりワインを含んだクコの実は、ふっくらとしてラズベリーのようでした。

スナックのように、ついつい食べ過ぎてしまうクコの実。
１日の適量がどれ位なのだか不明です。

老化防止にいいと聞いて、「そうか、そうか」とうなずきながら、どうか効果がありますように、と願うのでありました。