【ICHIBA JUNCTION】 What’s 梅干し?
一日2粒で効果絶大!疲れ知らずの体に!
[ 17/Dec/2012 ]
梅干しは、梅の実を天日干しして塩漬けした発酵食品。日本では各家庭には必ずあると言っていいほど身近な食品です。江戸時代の頃から病気の特効薬として常備され、民間療法もたくさんありましたが、現在スーパーなどで販売される梅干しは調味梅干しが一般的です。
梅干しは酸っぱいので、酸性食品と思われがちですが、実はアルカリ性食品です。酸っぱさの素である有機酸(クエン酸、ピクリン酸など)は胃や腸の中では強い酸性反応を起こしてバイ菌の発育を阻止しますが、腸から血液の中に入るまでにアルカリ性に変化し、血液内のアルカリ性が高まることによって循環が良くなり、さまざまな病気に対して有効に作用します。
◆ 健康効果
► 血液を弱アルカリ性に保つ
梅干しを食べることで血液が弱アルカリ性に保つことができ、サラサラな血液になる効果がある。また肝臓機能を正常に維持し、同時に美容効果(老化防止)をもたらします。
► 疲労回復
クエン酸は食べ物がエネルギーに変わる過程で代謝をスムーズにし、老廃物を体外へ排出。またカルシウムの体内吸収率をアップさせる。
► 整腸作用・殺菌作用
梅干しの中のカテキン酸は抗菌・減菌の働きとともに、消炎といった整腸機能も期待できる。お母さんがお弁当の上に梅干しを載せるのはこのためでもある。
► 解毒作用
成分であるピクリン酸、クエン酸には腎臓や肝臓の働きを助ける効果があり、乗り物酔い、二日酔い、食中毒などを解消する効果がある。
► 血糖値低下作用
インスリンの働きが高まり、血糖値を下げることで糖尿病予防、高脂圧症予防につながる。
► 健康な胃壁、胃ガン予防
酸っぱい刺激を脳が感じると胃を痛めないよう胃粘液の分泌が促進され、胃壁が守られる。また成分の一つであるシリンガレシノールが胃ガンの原因であるピロリ菌を抑制する効果がある。
► 唾液への作用
食べ物などの刺激により出てくる刺激唾液には消化酵素をはじめ様々な酵素が含まれるため、老化やガンの原因となる活性酵素を抑制する。
► 紫外線から血管を守る
梅干しを食べることでUVB波照射に対し、光免疫抑制作用が改善される効果が期待できる。紫外線に当たっていると毛細血管に傷がつくので、朝食に梅干しを食べることで、血管の紫外線予防に。
◆ レシピ
梅干しで試してみよう!民間療法としても効果的。
► 梅干し番茶
風邪、高血圧、二日酔いなど
種を取り除いた梅肉をよく潰して湯呑みに入れ、熱い番茶を注ぎ、よく混ぜてできあがり。お好みでハチミツ、砂糖を入れても◎。
► 梅干し緑茶
下痢止め、胃腸の調整など
種を取り除いた梅肉を潰して湯呑みに入れ、緑茶の粉末(緑茶の葉をすりつぶしたものでもOK)を少し入れてお湯を注ぐ。酢を少し垂らすとさらに効果アップ。
► 梅干しドリンク
食欲不振、疲労回復などに
梅干し2、3個の種を取り除いて果肉をすり潰す。黒砂糖小さじ1-2杯、お湯200mlを入れてかき混ぜて出来上がり。
梅干しの健康効果にはたくさんありますが、食べ過ぎると塩分過多になるため一日2粒までにとどめましょう。
▲しそ梅 800g $10.70
◆ 胎児・妊婦の保健にも
妊娠2-3か月ごろに酸っぱいものが欲しくなるのは、胎児の骨格形成に必要なカルシウムの定着を高めようとする母体が本能的にクエン酸を要求するからだそう。ぜひ梅干し(梅肉エキスも◎)も食べてくださいね。
梅に含まれるクエン酸が吸収されにくいカルシウムを吸収し、定着力をアップさせます。また常用することで乳酸が燃えてエネルギーになり、便秘解消、母体・胎児の健康にも効果があります。ただしくれぐれも食べすぎにはご注意を。
熱い夏にはさっぱりした酸味が食欲をそそります。夏バテ防止にも役立ちますよ! ぜひこの機会にお買い求めください。
★お買い求めはIchiba Junctionへ