メルボルンの基本のコーヒーメニュー
更新日: 2017-09-27
こんにちは。最近はBarista Schoolや他の仕事をさせて頂く機会が増え、その忙しさを理由にブログを更新しておりませんでした。楽しみにして下さっている方には大変申し訳ないです。伝えたいことはまだまだあるので、改めて少しずつでも更新していきたいと思います。そして今後はライターであり、一緒に働くスタッフMokaさんにも協力して頂いて色んな情報を発信して行きたいと思います。(※Mokaさんの紹介は下記にございます)
内容は、カフェの聖地と呼ばれるメルボルンをはじめとするオーストラリアのカフェで働くためのヒントやBarista経験者の声を届けれるものにしたいと思います。これらの情報が《オーストラリアや海外でBaristaとして働きたい人や、もう既に働いた人のこれからをNavigateする 》、そういう想いを込めてこのカテゴリーを " Barista Navi " と名付けました。今後も引き続き、海外でBarista skill を通じて世界で働く人をサポートをして行きたいと思います。
Nobu
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はじめまして!
NOBUさんと一緒に働かせていただいているMOKAです。
今後こちらのGO豪メルボルンで記事を書いていくことになりましたのでどうぞ宜しくお願い致します!!
今回のテーマは“メルボルンの基本のコーヒーメニュー”についてです。
私自身日本でのバリスタ経験がなく、何の知識もない状態でメルボルンに来たのですが、
まずカフェに入ってメニューを見て正直戸惑いました。
こんな感じでBLACK、WHITEあとはサイズしか書いてないことがほとんど。
ん??何を頼んだらいいのかよくわからない。
お恥ずかしい事にそんな経験をしました…
簡単に説明すると、BLACKとはミルクの入っていないコーヒーのこと。WHITEとはミルクの入ったコーヒーのこと。
では実際にはどんなコーヒーメニューがあるのかご紹介していきたいと思います。
まずはBLACK COFFEEの種類から。
・SHORT BLACK(SINGLE ESPRESSO)
・DOUBLE ESPRESSO
・LONG BLACK
・ICED LONG BLACK
こちらが基本となります。
SHORT BLACKはSINGLE ESPRESSOのことです。
そしてSINGLE ESPRESSOの量が2倍になったものがDOUBLE ESPRESSOです。
お店でESPRESSO注文するとよくシングル?ダブル?と聞き返されます。
これは分量の違いと思っていただければと思います。
次にLONG BLACK
こちらはお湯にエスプレッソを入れたもの。
この呼び名はイギリス英語なので日本やアメリカなどの国ではアメリカンとも呼ばれています。
ICED LONG BLACKとはお水と氷にエスプレッソを入れたものです。
日本でいうアイスコーヒーはこちらに近いと思います。
次にWHITE COFFEEの種類
・ LATTE
・ FLAT WHITE
・ CAPPUCCINO
・ PICCOLO
・ SHORT MACCHIATO
・ LONG MACCHIATO
・ MAGIC
・ MOCHA
・ ICED COFFEE
・ ICED LATTE
◆LATTE, FLAT WHITE, CAPPUCCINO
LATTEは日本でもお馴染みですよね!
問題は2つめのFLAT WHITE!他のものと何が違うのか…
それはフロスと呼ばれるミルクフォームの量が違います。
全体のエスプレッソの量、ミルクの分量は一緒なのです。
WHITE COFFEEを作るにはエスプレッソに合わせるためのミルクをスチーミングします。
(ミルクを温めること)
その際に空気を含ませることでふわふわのミルクの層を作りだすことができます。
それがフロスです。
フロスの少ない順から言うとFLAT WHITE→LATTE→CAPPUCCINOとなり、オーストラリアではお店にもよりますがLATTEを注文するとラテグラスで出てくることが多いのも特徴です。
そしてCAPPUCCINOにはチョコレートパウダーがかかっています。
CAPPUCCINOやLATTEのフロスをスプーンですくって食べる姿はなんとも愛らしく私は大好きです!
◆PICCOLO
聞き慣れないこちらですが、簡単に言うとMINI LATTEです。
ただグラスのサイズは小さいのですがエスプレッソの量は変わらないもので、ミルクの量が少ない分通常のLATTEよりもコーヒー自体の味は濃く感じられます。
◆MACCHIATO
マキアートと聞くと日本ではSTARBUCKSのキャラメルマキアートなどの甘いドリンクのイメージが強いと思います。
ですが日本のそれを想像して注文すると全く違うものが出てきてしまいます!
“MACCHIATO”とはイタリア語で“染み”を意味します。
エスプレッソに少量のミルクを注いだものがMACCHIATOであり、エスプレッソに注がれたミルクが染みのように見えることからそのように呼ばれているようです。
基本はSHORTとLONGの違いは単純に量の違いですが、LONG MACCHIATOはお湯が入っているお店もあります。
◆MAGIC
こちらも聞き慣れないメニューだと思いますが、言葉で説明すると濃いめのエスプレッソにFLAT WHITEと同じフロス量でスチーミングされたミルクをカップの3/4の位置まで注いだもののこと。
言葉で聞くと少々ややこしいですが、通常のFLAT WHITEよりエスプレッソが強く、さらにミルクの分量が少ないためエスプレッソの味をより感じることができます。
◆MOCHA
こちらは日本でもお馴染みのメニューですね。
チョコレートシロップにエスプレッソ、フロスを多めにスチーミングされたミルクを注いだもの。
CAPPUCCINOにチョコレートシロップを足したようなイメージでしょうか。
◆ICED COFFEE, ICED LATTE。
私はバリスタになりたての頃、丁度真夏だったのでこちらのオーダーは本当に多かったのですが、いつも混乱していました。
なぜなら、オーストラリアのICED COFFEEとは通常アイスクリームが入っている物のことを指します。
ICED COFFEEは氷、アイスクリーム、冷たいミルクにエスプレッソ、ICED LATTEは氷、冷たいミルクにエスプレッソとなります。
そして最後にエスプレッソを使わない特に子供に人気のメニューを紹介したいと思います。
◆HOT CHOCOLATE
こちらは日本でいうホットココアのような感じでしょうか。
チョコレートシロップにスチーミングしたミルクを注いだドリンク。
カフェでこれを頼むとマシュマロが添えられていることが多く、カップの中にマシュマロを入れて飲むという楽しみ方をしてる人も多いです。
◆ICED CHOCOLATE
こちらはチョコレートシロップにアイスクリーム、冷たいミルクを注いだものです。
◆BABYCINO
日本では聞きなれないのがこの“ベビーチーノ”
こちらは子供用のドリンクで、ミルクをスチーミングする際にフロスを多くつくりそのフワフワのミルクフォームを小さいカップにそそぎチョコレートパウダーをかけたもの。
子供たちはスプーンを使ってこのフロスをすくって食べています。
こちらもマシュマロ付き!
子供の頃からカフェの楽しみ方を知っているなんてなんとも素晴らしい文化だなと思います。
以上がオーストラリア(メルボルン)の基本のコーヒーメニューです。
細かいレシピはお店によって異なるのであくまでも参考にしていただければと思います!
そして冒頭でも触れたように細かいことはメニュー表には記載はないですが上記のものはどのこのカフェに行っても必ず注文することができます!!
是非いろんなメニューを試して、メルボルンのコーヒー文化を楽しんでみてくださいね!!
Moka+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
□スクールご案内
本スクールは、カフェの聖地と呼ばれるここメルボルンを中心にオーストラリアでバリスタとして働くことを目標としています。 バリスタ未経験の方はもちろん、現地のバリスタスクールを卒業後も仕事が見つかっていない方、日本では経験があるがオーストラリアのスタイルを知らない方などにレッスンをしています。 興味がある方は、+nobu ページにメッセージをお願い致します。
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Moka
Instagram @_moka_tomoka_
北海道函館市出身。高校卒業後ファッションを学ぶ為上京。
その後アパレル企業、ベンチャー企業、IT企業で勤務
しかし企業に務める事へ違和感を感じ、まずは価値観を広げる為に海外生活を決意。
セブでの語学留学を経てメルボルンへ。
現在は全くに未経験から+nobuのスクールを受講し、憧れのバリスタとしてローカルカフェで働きながらコーヒーは勿論、様々なことに挑戦中。