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19. 日本語教師アシスタント

さて、今回はいつもとは趣向を変えて、ワーキングホリデーの方に人気のある「日本語教師アシスタント」についてお伝えしたいと思います。

以前より、オーストラリアの小・中学校では日本語教育を取り入れており、そこで多くの日本語教師の方々が活躍されています。(今では中国語教育に押されがちではありますが・・・)
そして、それを影で支えているのが日本語教師アシスタントになります。
日本語教師アシスタントは文字通り、プロの日本語教師としてではなく、アシスタントとして子供たちに日本語・日本文化を教えるというボランティア活動です。

なぜ、日本語教師アシスタントが人気なのでしょうか。

このプログラムは基本的にはボランティアの為、無給での勤務がほとんどです。
それでも「日本語教師を目指している」、「日豪の文化を繋ぐ仕事がしたい」、「オーストラリアで子供と関わる仕事に就きたい」という熱い想いの方々がとても多いのが理由の1つです。
それから、「日本では体験出来ない事をオーストラリアでやってみたい」というお問い合わせも多くあります。

また、経験や資格が特に必要ないという点も人気の秘密です。

日本語教師アシスタントに必要とされるのは熱意と積極性、そして日本語や日本文化への興味です。ワーキングホリデーでの就職活動は経験や知識、ビザステータスを厳しく問われる為、なかなかチャンスが巡ってきませんが、日本語教師アシスタントは、熱意とヤル気があればチャンスは十分摑めます。
言い換えれば、すべての方に平等に門戸が開かれているお仕事なのです。
もちろん、最低限の英語力(語学学校でUpper Intermediate以上は欲しいところです)や生活費は必要ですが・・・一度摑んだチャンスを活かすかどうかは、あとは皆さん次第です。

実際にアシスタント経験をきっかけに、教育業界でのキャリアに繋げた方や、夢を見つけてその目標に向かって留学する方も多く、そういった点も人気のある理由です。

ですが、このプログラムで1つだけ注意して頂きたいことがあります。

日本語教師アシスタントでは日本語での業務が中心となります。
オーストラリアにいるので「仕事を通して英語力を伸ばしたい」という気持ちも、とても良く分かりますが、主役はあくまでも授業を受ける子供たちであって、教師やアシスタントではありません。

それでも、オーストラリアの学校文化の中で、責任ある1人のスタッフとして働くなかで、普段の生活では見ることの出来ないオーストラリアの違った一面を知ることが出来ると思います。
日本文化や日本語の美しさをオーストラリアの子供たちに伝えるという仕事以上に、日本とオーストラリアの架け橋となるお仕事はないかもしれませんね。


スタッフソリューション・オーストラリア メルボルン支店
「語学留学」から将来のキャリアを見据えた「大学(院)やTAFE留学」、卒業後の「ビザコンサルティング」、オーストラリアでの「就職・転職」までの総合キャリアコンサルティングをメルボルンをはじめ、シドニー、ブリスベン、パース、アデレード、ゴールドコースト、ケアンズの全豪7都市で展開しています。



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