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メルボルン珍百景mel_chin

投稿!メルボルン珍百景 12枚目

毎週土曜更新!不思議なオブジェにまつわる愛の物語

メルボルンで見つけた思わず笑ってしまった、はたまた首をかしげたくなるような「?」なヒト、モノ、景色の写真を投稿形式で発信!
あなたの珍百景をどしどしご応募ください!

 

今回は編集部に届いた1枚の写真投稿によるオブジェの謎に迫っちゃいます!!

 

この1枚の写真。

男性?女性?木?

全ての?を網羅した一体のオブジェ。

果たしてこの正体やいかに!!??

 

 

 

何:ギリシャ神話に登場する、貧しい夫婦バウキス(Baucis)とピレーモーン(Philemon)の銅像。


どこ:9-13 Drewery LaneにあるBaroq Houseというちょっと高級なバー・ラウンジEntrance上  ※Swanston stとLonsdale stコーナーの近く

 

 

オブジェにまつわる物語:ギリシャ神話の大神ゼウスとその息子で伝令神のヘルメスが、貧しい格好に変装しフリギアを旅していた。

2神はその夜に泊まる宿を求め、全ての住民の家々を訪ねたが、良き対応のないままとうとう最後の1軒に。

そのボロボロの家に住んでいたのが、バウキス(妻)とピレーモーン(夫)だった。2人は町で一番貧しかったが、誰よりも快く神々を受け入れた。

ワインと食事で神々を持て成していた夫妻は、ワインを注いでも注いでもピッチャーの中身が減らないことに気がつく。そのことによって客人が神であることに気づいた夫妻は、こんな食事では足りないと恐縮し、大切に飼っていたガチョウを捧げようとした。

しかしゼウスはそれを制し、夫婦に今すぐに町を出て丘の上へ登るよう告げた。ゼウスは、この町と2神を拒否した住民達に罰を与えるつもりなのだと言った。

夫婦が丘に登り町を見下ろすと、そこには水没した町があった。同時に、二人の住んでいたボロ家は見事な神殿へと姿を変えていった。

更に神々は、夫婦に何でも望みを言うよう告げた。
少し考えた後、夫婦は、次のような望みを要望した。

 

「神殿の神官となり、二人で永遠に一緒にいること。そして将来どちらかが命を失うことになるのなら、2人揃って死にたい。」

 

やがて年月が経ち、夫婦は足腰も立たないほど年老いた。そんなある日、神殿の階段の前で語らっていた2人は、互いの体から木の芽が吹き出していることに気がつく。神々と約束した最期の時が来たことを悟った夫婦は、口が動く限り感謝と別れの言葉を交わし、そして物言わぬ大木へと姿を変えた。

2人が姿を変えたオークとセイヨウボダイジュの木は、今でも神殿の左右で茂っている。

 

参考URL:http://www.baroqhouse.com.au/index2.html
 

 

・・・ 神様ムチャクチャするな!!という感想はさておき、このオブジェの正体は愛の最終形態。

そんな視点から改めてこのオブジェを見てみるとなんだか心が温まるのは私だけでしょうか?

 

 

 

 

 

メルボルン珍百景では皆様からの投稿を随時お待ちしております!!!
 

ペンネーム、あなたの見かけた珍百景写真とそれを発見した場所を明記の上、「メルボルン珍百景係」までご応募ください!

受付メールアドレス:editors@gogomelbourne.com.au
 

または下記コメント欄よりGO豪取材班に取り上げてもらいたいあなたのおススメ珍百景を教えてください!!

コメント

以前のコメント

Makiko   (2011-02-27)
ありがとうございました。ギリシャ神話だったんですね。 このオブジェにも最初は驚いたけど、あの建物が高級バーだったことにも驚きです。
AI   (2011-02-27)
ほんま神様。。。めちゃくちゃしよる。。!!

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