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名跡:イースタンヒル消防署

豪州最初の首都メルボルンを守った歴史的消防署!!

2009年7月20日掲載

Eastern Hill Fire Station

20 July, 2009 @ East Melbourne



 

 イースタンヒル消防署は、1893年に建設され当時、再編されたメルボルン市消防本部(Metropolitan Fire Brigades Board)としてオープン。背面に住居棟、作業等があった。1978年に新しい本部ビルが建設された。



場所:48 Gisborne Street (corner of Victoria Parade),East Melbourne VIC 3002
建築:1892-1893年
建築期:エドワーディアン 
建築スタイル:ネオゴシック様式、クイーンアン
建築家:Smith & Johnson

VHR No: H1042

Walking Melbourne

イースタンヒル消防署外観



消防署の2階に配置された火災警報器の中央制御室

 メルボルンには、カールトン、ウェストメルボルン、イースト・メルボルンの3か所に消防署が置かれていた。イースト・メルボルン消防署は、スプリング通り周辺の政府中央官庁、メルボルンのシティ(CBD)の約400のビルなどを管理するメルボルンの中央消防局。

 1901年にメルボルンは、オーストラリアの最初の首都となったため、首都を守る中央消防局として国家で最も重要な消防署であった。1900年ころのメルボルンは、世界でも裕福な都市のひとつであった。この中央制御室が、1900年代初頭の世界で最も進んだ消防所の設備だ。

 

レディドン、タルボット式消防車

 1860年 英国ロンドン、メリーウェザー(Merryweather)社製の2頭立て馬車式消防車。火災の現場に到着すると馬は切り離された。ブレーキはついてない。12名の消防士によって操作された。 この消防車にはポンプが備えられているが、水は消防車とは別に用意する必要があった。ポンプの能力は、1分間に800リットルと見かけは貧しいがかなりの能力があった。



ホッチキスはしご消防車(The Hotchkiss Fire Engine) James M. Hotchkiss 制作

 最初のはしご車は、1912年にフランスから輸入された。その後12年間に36台が輸入された。輸入されたのは、シャーシーとエンジンをばらばらで輸入して、メルボルンで組み立てた。当初は、ホースを輸送する車として輸入され、その後、ポンプと梯子をメルボルンで追加装備したもの。



Canon EOS 5D プログラムAE シャッター速度1/60秒  絞りF4.0 スポット測光 ISO感度 3200 AWB 画質圧縮率 sRAW2  レンズ EF24-74 f/2.8L USM

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