ブライトン・ビーチハウス
ブライトンの風物詩。カラフルで瀟洒な姿が似合う。
2009年8月17日掲載
Bathing Boxes in Brighton
17 August, 2009
メルボルンが成立した1850年頃、英国のロンドンでは海水浴が健康に良いとの信仰が広まり、英国南部のブライトンなどに大勢の行楽客が押し寄せた。
オーストラリアに移民してきた英国人は、海水浴信仰をそのまま持ち込み、英国同様に海岸にビーチハウス(Bathing Box)を建てるようになった。
最初のビーチハウスは、ブライトンに1862年に建てられた。
1900年頃には、ブライトンのあちこちにビーチハウスが建てられ、1930年には200個ほどが建てられていた。
1970年にビクトリア州政府は、すべてのビーチハウスを解体して撤去することを決定した。
しかしブライトン市、Bathing Box連盟、ブライトン歴史の会、住民などが一斉に反対運動を起こしたことにより、解体は中止となった。
Bayside History Trail
ブラックロック海岸(Blackrock)はメルボルンから海岸沿いに南へ18kmほど行った場所にある。
サンドリンガムから3kmほど南だ。ブラックロック海岸は1856年にアイルランド人のチャールズ・エデン(Charles Egden)が故郷ダブリンの地名ブラックロックを自身の邸宅の名前に付けたことによる。
ブラックロック海岸の特徴は、海岸線の赤茶けた断崖絶壁(Red Bluff)にある。サンドリンガムから300m続いている。
ハーフムーン港は1890年代からヨット用に使用されている。
ブラックロックの港には、ブライトンヨットクラブの支部で、ブラックロック・ヨットクラブが1919年に設立された。
ブラックロックの防波堤は1926年に建設された。
更にかつてのオーストラリア海軍軍艦セルベラス(HMVS Cerberus)が防波堤として、ヨット・ハーバーを守っている。
正面の海岸は、ハーフムーンベイ。その先の断崖がレッドブラフ(Red Bluff)。
1888年にメルボルンからサンドリンガムまでトラムが延長された。
翌年、サンドリンガムからブラックロックまで、馬車曳きのトラムが建設された。
このトラムは1914年まで続き1919年に電気式のトラムに変わった。
ブラックロック小学校は1910年に開校され、現在まで続いている。
Canon EOS 5D MarkⅡ1/400秒 絞り優先 絞りF9.0 評価測光 ISO感度 200 AWB 画質圧縮率 sRAW2
レンズ EF24-70mm f/2.8 USM