ギリシャ神殿がスワンストン通りにあった!!
リップ・カールのビルがそれだ!!
2010年7月5日掲載
旧ES&A Bank(ANZ銀行)ビル
リップカール Rip Curl
219-225 Swanston Street
スワンストン通りとリトルバーク通りの交差点に立つギリシャ神殿作りの美しいビル。
中華街の外れになり、ここからマイヤー、デビッドジョーンズなどのデパート街の裏道通りになる。
旧ES&A 銀行ビル
1928年アールデコ時代の傑作建築。
中央部の2本のイオニア式の円柱が印象的。ギリシャの古代神殿様式。
建築物としては小規模だが、全体のバランスが美しい。
English, Scottish and Australian (ES&A) 銀行ビルは、現在は、ANZ銀行に併合されている。
中央の入り口から内部は、広い空間を持っており、銀行の窓口業務が行われていた。
現在は、サーフィン・ボードメーカー・リップカール(Rip Curl)が入っている。
リトルバーグ通りとの交差点に立つ。
リップ・カールは、グレートオーシャンロードの入り口の街、トーキー(Torquay)に本社があるオーストラリアのサーフィンボードの専門メーカー。1969年に設立されたサーフィン界の老舗で世界的な会社。
トーキーには、世界的に有名なサーフィンビーチである、ベルズビーチ(Bells Beach)がある。
ここで毎年、プロサーファーの大会であるリップカールプロが開かれている。
名称 : Former ES&A Bank (ANZ)
旧名:World Permanent Building Society
住所:219-225 Swanston Street
建築:1928 - 1929年
建築:インターウォーInterwar period
建築スタイル:ボーアーツBeaux Arts
建築家: Clement Langford, Henry Hare
三階建て
右端の塔は、宣伝用のポスターを貼りつける専用タワー。
旧ES&A 銀行ビルの後ろ側の建物は、Mercure Welcome Melbourne。
スワンストン通りを北へ見て。
歴史的な名建築が多く、州遺産などで保護さてており、スワンストン通り中心部には、まだ高層ビルは少ない。
撮影データ Canon EOS 5D MarkⅡ絞り優先AE 評価測光 絞りF7.1 1/250秒 ISO感度 100 露出補正 -1/3 AWB 画質圧縮率 JPG レンズ EF 70-200 mm f/2.8L 発光
撮影 板屋雅博