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3カ月でオーストラリアを1周する方法round_aus

33-34 / 87days -ブルーム-

3カ月でオーストラリアを1周する方法

2011年7月28日掲載

 

写真が趣味の僕は、ワーキングホリデーで渡豪して1年半。目標の一つであったオーストラリア一周の旅をするなら今しかない!山あり谷あり海あり砂漠あり、もうなんでもありのオーストラリアを、生まれて初めてのマイカーで旅した3ヶ月。写真満載で約30回に渡ってお届けします!

 

 ブルーム。楽しみにしていたブルーム。時期的に、月への階段が見れなかったブルーム。カメラはやはり調子を悪くしており、あまり写真を撮れなかったブルーム。それでも楽しかったブルーム。

 

 ゆったりとした滞在。どこに行こうかと車を走らせ、着いたのは日本人墓地。かつて真珠採りの作業で亡くなった何百人もの日本人が眠っていた。明治、昭和の時代にはるか遠い国で働き、死んでゆく日本人に思いを馳せる。オーストラリアという異国の地であっても、僕はやはり日本人なんだなと感じさせる場所だった。

 次に辿り着いたのは、恐竜の足跡が残るGantheaume Point。車を停め海の方へ歩き出すと、目に飛び込んでくる赤い大地。その向こうに見えるのは緑の海。そして青い空、白い雲。きれいな、良い景色。恐竜の足跡は、あ、ここ!?という感じで発見。一億年以上の時を経て、今でも残っている跡。ロマンを感じます。

 

 そして、ガイドブックに載っていたパブへ。その名もMatso's Broome Brewery。店内には、日本人が写っている多くの写真。その昔使われていたMATSUMOTO STOREの看板も飾られていた。そしてメニューには変わり種の地ビールが多く、全種類を飲みたくなるが2杯で我慢。暑い中のビールはやはり最高!カメラの故障で写真は撮れなかったが面白いパブでした。

 

 その後はダラダラと過ごしバッパーへ。Cable Beachに沈む夕日を見に行く予定だったものの、昼寝から起きた時には既に遅し。また明日もダラダラ過ごすことに決めて就寝。

 

 久しぶりのベッドは素晴らしい!そして、クーラー最高!チェックアウトしてからは宣言通りダラダラと過ごす。インフォメーションセンターに行ったり、ショッピングセンターに行ったり。通りがかりの広場でやってたマーケットを見学したところ、広場にはバオバブの木が。マーケットはなんだか楽しいが冷やかすだけで退散する。貧乏旅行でごめんなさい。

 俄然ダラダラ感を増した時間を過ごした後、Cable Beachへ。北に向かって砂浜を歩いて行くと、ラクダちゃんたちが!出番を待つ彼らはのんびりと愛くるしいまぬけ顔。

 

 しばらく砂浜を歩きながら待っていると、ついにラクダちゃんが人を乗せ歩き出す。西日を受けるラクダちゃんの影が伸び、とてもいい感じ。しかし、ここぞという時に僕のカメラは動かず。しばらくして戻ってくるラクダちゃん。深まる夕焼けにシルエットを作り、とてもいい感じ。なんとか使えたカメラで写真を数枚。今やブルームを代表するような光景だが、生で見るとさらに素敵。

 

 ラクダちゃんは去っても、インド洋に沈む夕日と夕焼けにうっとり。マジックアワーが美しい。一回も泳いでないが、Cable Beachを堪能して帰路につく。

 

 まだまだ続く無計画旅行。明日はどこまで行けるのか。なにはともあれ、今晩でさようならブルーム!いや、またいつか!

 


走行距離・・・71km
総走行距離・・・12085km

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