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第17回 Japan Festivel 開催

侍が祝いの口上! 新たな日本を発見!

20016年5月28日掲載

5月15日、Box Hill Town Hall と隣接する Box Hill TAFEで、Japan Festival 2016が開催され、約4000人が来場しました。

ヴィクトリア日本クラブ(Japan Club of Victoria 略称 JCV) によって運営されているこのフェスティバルも17回目。

着物コンテスト、コスプレ・コンテスト、児童生徒絵画コンテスト、日本伝統遊びの広場、新幹線モデルの展示 etc., 過去に「今年の目玉」として新企画された出し物が人気物としてすっかり定着し、食べ物・物品販売・展示などブースの数も120と過去最高に、パフォーマンスの舞台も前庭を含めて3つとなり、日本の様々な分野を体験できるイベントとなっていた。

  

  

  

  

  

  

 

そんなJF2016の特別企画は2つ。

1つは、メイドカフェ。

現代的日本の一面でもあるものの、実際には行ったことないなー。なんて人が多いのではないでしょうか。

入りにくい。特定の人の場所でしょー?。なんて思っている、オタク文化に興味のない方でも楽しめるお店を目指したとのこと。

入店する方は女性の方も多く、常に入場制限状態。メイドとのやりとりに楽しげな歓声が響いていた。

 

もう1つの目玉企画は、JFの会場である Whitehorse 市と姉妹提携45周年を迎える千葉県松戸市の紹介。

松戸市から本郷谷健次市長を初め、松戸市観光大使・街づくりの写真家馬場浩士氏、松戸市使節団の皆さんら総勢50名以上が来豪、ブースを構えて日本の松戸を披露した。

馬場氏により撮影された松戸市の写真の展示会場では、松戸市の四季それぞれの景色を楽しめた。

 

松戸市の職人、鎌形武久氏によって作られた紙とんぼ。竹とんぼを見たことのない方も多く、色とりどりの千代紙の模様も目を魅き、プレゼントとして用意された小さな紙とんぼは大人の方からも好評だった。

 

 

松戸ブースは、Box Hill Town Hall の展示室横におかれた。その展示室では、Whitehorse 市と松戸市との親密な関係を示す品々が展示されていた。これはこのジャパンフェスティバルの日だけではなく、Whitehorse 市として姉妹提携45周年を祝う展示のようである。

 

 

松戸手作り甲冑愛好会はこの日のために約半年かけて4体の甲冑を作成していた。

ステージのパフォーマンスでは、侍の作法に則って姉妹提携45周年のお祝いの口上を述べ、万来の拍手を受けていた。

その後、会場前の広場で来場者との写真撮影や質疑応答。甲冑は近くで見てもダンボールなどで出来ているとは思えないほど繊細に作られており、地元の人々の注目の的になっていた。

 

 

17回目を迎えてさらに新機軸を披露するジャパンフェスティバル。 訪れた人にとって、今まで知ることのなかった日本を知る良い機会になったのではないだろうか?

 

文 鎌形香織

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