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トラウマ保険Q&A 後編

月額費用はどれくらい?

2012年10月30日掲載

前回に引き続きオーストラリア特有の保険でで日本人にはあまり馴染みが少ない「トラウマ保険」について
お役立ちコラムでもおなじみのFPKyokoさんにいろいろと教えてもらいました。


  年齢別のトラウマ要因(クリックすると拡大画像が見れます。)

 

ー費用は月額いくらくらい?

補償額、年齢、性別、喫煙するかどうかによって保険料がかわります。今回は一番オススメのいいPatial Plus と Advance Option の場合の見積もりです。保険会社によって見積もりが変わりますので考慮の参考としてください。

保険料の支払いの仕方は Step PremiumLevel Premiumとあります。
その呼び方のままでStep Premiumは少しずつあがっていきます。それとは異なりLevel Premium保険料がほぼ一定を保つものとなっています。

Cross over ポイント( Step PremiumLevel Premiumが同じくらいの保険料になる年)は大体15年目くらいですが、20代、30代の若い方は20年目ほど、40代、50代の方は7年から10年目くらいだといわれています。

最初からLevel Premiumで多く保険料を支払うとOpportunity costといって、その多く支払った分でもっと他のことが出来たのに・・・っといったロスがあるかもしれません。

一般的にはStep Premiumを選ぶ方が多いですが、ローンなど多額にあり保険が年をとっても必要な方で、高額の保険料を後々支払うのを避けたいという方はLevel Premiumを選ぶこともできます。

    補償額 Option Step Premium Level Premium
25歳女性 Non
smoker
 $100,000

Partial plus 
advance option

$34.43 $44.29
25歳男性 Non
smoker
 $100,000  As above $22.89 $39.75
35歳女性 Non
smoker
 $100,000 As above $36.20 $55.71
35歳男性 Non
smoker
 $100,000 As above $29.40 $67.14
45歳女性 Non
smoker
 $100,000 As above $57.29 $94.94
45歳男性 Non
smoker
 $100,000 As above $69.42 $139.00
55歳女性 Non
smoker
 $50,000 As above $70.56 $96.24
55歳男性 Non
smoker
 $50,000 As above $109.74 $154.99

 

ー途中で解約したい場合は?掛け捨て?

車の保険と同じように、一般的に掛け捨てです。オーストラリアの保険は数年でアップデートされ内容が良くなっていっています。古いポリシーをお持ちの方はもっと安く良い内容の保険を見つけることも可能かもしれません。トラウマ保険の目的は疾患など大きな病気になった時の金銭的セーフティーネットです。30代、40代の若いとき、仕事をバリバリしているとき、貯蓄がまだ少ないときや家のローンがあったり子供がいたりと経済的に大きな出費があると困るという時に役立つものです。なので、解約して又加入となると保険加入の診断を再度することになり、歳をとってからの加入だと保険料が最初から高くなります。また、もし健康に問題などあった場合は加入不可となります。なので、一回加入したらできるだけ解約という形ではなく、補償額を減らすか、Premium freezeといって、保険料は一定に保ち、補償額が下がるものに変更をお勧めします。

 

ー加入に必要なもの or 条件は?

保険加入の場合はトラウマ保険でも他の保険でもアプリケーションを出してパーソナルステートメントといって、保険受付の診断をします。年齢、性別、喫煙者かどうか、BMI(身長、体重)職業、過去の病歴や家族の病歴などきかれます。病気がある方は特にプリアセスメントをして保険加入なのかどうかアプリケーションを出す前に調べる事が大切です。いったん保険会社からRejectされるとブラックマークとして残ってしまいます。メディカルコンディションがあってもきちんとパーソナルステートメントをして加入していればクレームの時に安心ですね。無告知で加入して、保険料を支払い、クレームの時に保険がおりないというのが一番もったいないので、加入の際は告知義務を守ってください。

 

ーオーストラリア国内だけ?他の国に移住した場合は?

加入したときにオーストラリアに住む意思があるのであれば加入できます。その後に、海外に移住となっても、リストアップしてある疾患になった場合はクレームできます。ただクレームしたときは医者からの診断やレポートが必要になりますので、海外から取り寄せる必要がでてきます。

 

ー最後に

トラウマ保険は生命保険は死亡保障保険とは違い、内容が色々違ってきますし、オプションのつけ方も様々です。なので、保険料だけではなく、カバーしているコンディションの内容やその他のオプション、また信頼ある保険会社なのかも考慮して加入する必要がありますね。

 

前編記事はコチラ

 

☆★☆初月保険料無料キャンペーン☆★☆

11月末までにトラウマ保険に加入した方は、なんと初月保険料無料キャンペーンを実施中!
トラウマ保険に興味を持った方はどしどしFPのKyokoさんまでお問い合わせください。

 

ファイナンシャル・プランについてのご相談・お問い合わせは、
FP Kyoko までお気軽にどうぞ
電話: 03 9005 6887
Eメール: kyoko.yoshizumi@hillross.com.au
ウェブ: www.fpkyoko.com
コラム: www.gogomelbourne.com.au/columns/fpkyoko/ 

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