ライフスタイルlife

スポーツsports

ドライバーショットの打ち方

オージー女子プロに学ぶゴルフ

Alison Whitaker オーストラリア アマチュア 23歳 21位タイ

2010年オーストラリアン女子オープンも終わった。

ここで世界のトップ女子プロからゴルフの基本を学んでみたい。

キャサリーン・ハル Katherine Hull
クインズランド州出身 28歳
ツアー6勝
LPGA Tour 1 勝
ALPG Tour 3 勝
Futures Tour 2 勝

ドライバーショット(ティーショット)は、ゴルフの基本プレーのひとつ。
ドライバーは、ゴルフクラブのひとつで、各ホールの最初の第一打を打つ際に、使用する。
もちろんドライバーを使わず、アイアンで打ってもルール違反ではない。

ティーという木またはプラスティックの小さな器具の上にボールを乗せて打つことが出来る。
そのためドライバーは、ヘッドが大きくてシャフトが長く、全重量は重い。
従ってドライバーショットには独特のテクニックが必要となる。

Stefanie Michl オーストラリア

どの選手の場合にも、ドライバーがボールをヒットするインパクトの瞬間には、ほとんど同じ状態であること写真からわかる。
アマチュアと違いプロは、ほとんど同じスイングをしている。

まず左足に完全に重心が乗っていることだ。
体重を左足に移し、体の回転から生み出される力をドライバーシャフトを通してボールにインパクトを与える。
体重移動のため、右足のかかとは浮きあがっている。

左足は、ボールの進行方向に対してほぼ直角を向いている。
左足はほぼ固定されていて決してずらしたりしてはならない。
左足を固定し、そこへ全体重をかけていくことが強いインパクトを生む。

トップ画像のキャサリーン・ハルは、身長が177cmと高いので、長いドライバーも楽々とコントロールしている。
上の画像のStefanie Michlの場合は、伸びあがるようにして打っており、左足が若干、浮きぎみ。

両手は、クラブの握りを頂点として、きれいに伸びて三角形を描いている。
両手ともにパワーがクラブに伝わっていることが判る。
左手をパワーの中心にしてクラブを回転させるが、インパクトの瞬間には右手も同様に重要な役割を果たしている。

素人と違いプロやトップアマは、プレー中、アドレス前の素振りをほとんどしない。
カリーウェブ、ローラ・デービスクラスのベテランになると、素振りなしでそのままアドレスに入る。
如何に日頃、鍛練しているかが判る。

Rebecca Flood  オーストラリア

ドライバーショットは、パワーで打つものではない。
如何にパワーをコントロールして打つかにある。
できるだけ遠くへ飛ばしたとしても、バンカーにつかまったり、フェアウェーを外したら意味が無い。

日頃の鍛練と、コントロールされたドライバーが美しいフォームを生む。
プロのショットには、素人的な失敗がほとんどない。
1ラウンドで10回以上のドライバーショットがあるがまったく同じスイングで打つことがプロの基本だ。

アイアンショット
アイアンショットは、ティーアップをしない。したがって芝生を削りながらボールを打つのが基本。
ショットの後は、芝生や土が空中を舞うことになる。

アイアンショットも基本的にはドライバーショットと違いはない。
クラブが小さい分、コントロールしやすく、コンパクトなスイングでより正確なショットが可能となる。
もちろんそれはプロの場合の話。

撮影データ
Canon EOS 40D 絞り優先AE 評価測光 絞りF2.8 1/3200秒 ISO感度 400 太陽光 画質圧縮率 JPEG
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM


 

関連記事

Fremantle Dockers

フリーマントル・ドッカーズは、AFLで唯一優勝経験が無い。

最新記事

アクセスランキング

  1. ゴールドコースト開催のバドミントン国際大会・スディルマン杯
  2. もう一つのテニス、強豪国は日本
  3. れいとーしょくひん
  4. 「Easter」とは?
  5. オーストラリアでの日本代表オフィシャルグッズ販売について

トップ20リストへ

人気の記事