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ANE E-News May 2011 - 004

ANE E-news 22 May 2011

ANE Donation

1)   ANE Japan Office Message  新老人の会本部よりのお礼です。

東日本大震災にともない被災地支部に対して「お見舞金」を贈らせていただきました。 新老人の会には日本国中支部が支部があり今回の地震津波でも北東北支部 東北支部(宮城)福島支部 3つの支部が関係し 全国からのお見舞いを東京本部でまとめて 第一回 お見舞金 4月1日締めで この3支部に 日野原先生のお手紙を添えて 届けられました。

総額 3,433,580円 これからも 長い間被災者のみなさまのご苦労が続くでしょう。継続して 募金活動を続けられるそうです。

日野原先生が 100歳になられるジャンボリーが 三重県で10月16日行われますが そのタイトルも「東日本大震災の復興を記念して」 - 日野原会長100歳記念 - と決められました。 会場そのほか詳しいお知らせは また決まり次第お知らせします。
もし 日本にいらっしゃる皆さん 日本に帰国予定の皆さんで ジャンボリーに参加ご希望の方がいらしたらお知らせください。

3.11 その日東京の新老人の会本部では 詩吟と源氏サークルが開かれていました。幸い負傷者はいませんでしたが その後の交通網の大混乱で 自宅に帰れない方は 職員とともに 砂防ホールにお泊りいただくこととなり 職員にとっても貴重な経験になりました。

「白寿の我 筋トレ始め 肉離れ」  日野原

お正月に筋肉トレーニングをはじめられた先生 筋肉痛を起こされたそうで その経験を活かし スポーツトレーナーの 指導のもとに ストレッチを はじめられたそうです。 今年は講演で 柔軟体操もご披露くださるかもしれません。

以上 ANE 東京本部のNewsからでした。

2) 健康医療 一般財団法人 ライフ プランニング センター  注:今まで財団法人だった LPCですが 4月1日から 一般財団法人にみとめられ 今まで以上に 公益目的事業に貢献していきます。) Newsletter より

災害後の 「こころの傷」とケアについて

その1 急性ストレス障害と 外傷後 ストレス障害  臨床心理ファミリー相談室 室長 福井みどり 

このたびの大きな災害の被害にあわれた皆様にこころよりお見舞いを申し上げます。
3月11日の東日本大震災 それに引き続く福島県原子力発電所の放射能漏れでの被害は直接被災や被害を受けた方ばかりでなく 被災を受けなかった多くの人たちにも「こころの傷」を与えています。災害直後の「こころの傷」とそのケアについて 4回にわたってまとめてみます。もしこれから被災にあわれた方たちへボランテイア活動をしようと思っている方の参考になればと思います。また 今の自分の状況に当てはまるようなことがあれば 一度カウンセリングを受けられることをお勧めします。

急性ストレス障害と 外傷後ストレス障害について

今回の震災では被災にあわれた多くの方が生命の脅威を感じ 目の前で人や家や車などが流され 町が崩壊していく悲惨な光景を目撃されています。 また 親 兄弟 子どもなど自分の親しい人 家族を喪失されています。 そのような悲惨で酷い恐怖の体験に直面すると人は誰でも「こころの傷」を抱えます。そのことを 心的外傷 といいます。被災直後の 心的外傷体験が原因で現れる反応を 急性ストレス障害 といい その後も引き続き 心的外傷が癒されないでこころと身体を3ヶ月以上にわたり苦しめる場合を 
外傷後ストレス障害 (Posttraumatic stress disorder=PTSD) といいます。

急性ストレス障害 は
1) 麻痺した 孤立した または感情反応がないという主観的感覚
2)自分の周囲に対する注意の減弱(ぼうっとしている)
3)現実感喪失
4)離人症
5)解離性健忘(すなわち 外傷の重要な側面の想起不能)などがあります。

つまり 強い恐怖 絶望感 無力感を体験することで 衝撃を受け 悲しみ 嘆き 寂しさ 恐怖が襲っていきます。そして いらいらする 落ち着かない じっとしていられない 話がまとまらない 行動がちぐはぐする 怒りっぽくなる などといった症状が現れます。反対にぼんやりして何事にも興味を示さなくなったり 反応がなくなったり 一人になるのが不安だったり 物忘れがひどくなったりもします。話したり被災地の状況をレポートするテレビをみればすぐ 涙がでる、そして突然の騒音や振動に強い驚愕を感じたり どうして私が生き残ったのか 生きていることに罪の意識を感じたりします。

これらの反応は 急性ストレス障害 の反応です。誰でも大きな災害や事故にあえば これらのことは人として自然な感情であることが多く ほとんどの人はその状態から数ヶ月かけて 自力で立ち直ることが知られています。また 直接被害にあっていなくとても メデイアを通して何回も何回も酷い残酷な悲惨な状態を見ていることで心的外傷体験を負って同じようなストレス反応があらわれることもあります。しかし多くの場合は時間の経過とともに減少していきます。

しかしこの急性ストレス障害やPTSDが複雑で人々を苦しめるのは 再体験 回避 過剰覚醒の持続といったことがあるからなのです。 次回はそのことについて紹介いたします。

ーつづくー   

3) しばらくお休みしていました South Yarra Senior Citizen’s Centreで アートセラピー  ヨガ やさしい日本語と折り紙 と日本茶と和菓子のモーニング or  アフタヌーンティー(材料費がゆるせば) など 新しい企画で 昨年から指導していただいている Koto先生 を中心に 仲間が集まっています。

メルボルン市の活動の時には企画をきちんとだし 認められなければいけませんので ちょっと 準備に時間がかかるかもしれませんが 待っていてください。

自分の 特技 趣味を活かしてみたい とご希望の方は 事務局 Kotoさんまで ご連絡ください。

5月30日 10時半 Fawkner Park 65 Toorak Road West, South Yarra 集合 

打ち合わせのミーテイングです。 7月からのクラスになるでしょう。 ご希望の曜日 時間帯 材料費など 話し合いましょう。

オーストラリアのシニアのみなさんも参加なさるので 日本語 英語の勉強にもなります。<新しいことにチャレンジ> しましょう。

事務局に ご連絡ください。

4) Kotoさんからのお知らせ  みなさんが 教えている内容など PR しますので 遠慮なく 投稿してください。


簡単リフレクソロジー・クラス(2.5時間) 5月30日(月) 1時~3時30分
【簡単リフレクソロジー・クラス 2.5時間 $80】
リフレクソロジーはいつでもどこでも使えるToolです。
難しいことは考えず、気楽にはじめてみませんか? 
自分の体のことを大切にしたい方、病気予防に興味のある方に、リフレクソロジーのことを知りたい方に。
Contact: Etsuko 0425787184
www.naturalpathways.com.au
☆**‥…★…‥**☆◆☆**‥…☆**‥…★…‥**☆◆☆**‥…**‥…☆**‥…★…‥**
よんぶんのいち・メル会 http://ameblo.jp/yonbunnoichimel/
メルボルンでドキュメンタリー映画好きなボランティアで運営している非営利クラブです。上映する映画は・・・ ◎ドキュメンタリー映画 ◎日本語又は日本語字幕がある ◎観た後、ポジィティブな自分になれる&何かが変わるなどなど・・・
5) Hobsons Bay 給食サービスのセンターが新しく大きくなりました。5月31日2時 火曜日 視察に行きます。Hobsons Bay の ほかのNPO団体も一緒です。現地集合 興味のある方は 予約しますので 事務局までご連絡ください。
 
Hi there


Thank you for your interest in visiting the new Community Chef kitchen.


The new Community Chef Kitchen is a multi-million dollar state-of-the-art food production facility based on the latest food technology and techniques. When fully operational the facility is expected to produce 1.5 million meals per year across 20 Victorian Council areas. The kitchen was designed by Parisian architect Francois Tesniere. The project’s patron is celebrity chef Gabriele Gate, he assisted in developing the menu. For more information about the Community Chef Kitchen please visit the website www.communitychef.com.au


The InterAgency Network tour has been arranged for 2:00pm on Tuesday, 31st May 2011. The Community Chef kitchen is located at 43 - 47 Drake Boulevard, Altona …take Augusta Boulevard off Kororoit Creek Road. (Melways Map 54, H7)


If you have any questions about the tour, please phone or email me.


Kind regards


Tamara Churchill

Community Development Officer

Hobsons Bay City Council

115 Civic Parade, ALTONA

6) 読書の好きな方  朝日新聞の文芸コラムから 日本の本がなかなか手に入りませんが できたら 勉強してみたい内容のようです。知っているようで知らない「三陸」文化  


東日本大震災で壊滅的な被害を受けた三陸地方。三陸とは本来、明治元年(1868年)に旧陸奥国(むつのくに)(奥州)から分割された陸奥(りくおう)、陸中、陸前の3国を指すそうです。今回は、知っているようで知らない「三陸」文化を考えます。
■三省堂神保町本店・福澤いづみさんのおすすめ

(1)三陸海岸大津波 [著]吉村昭

〈2〉希望学2 希望の再生 [編]東大社研・玄田有史ほか

〈3〉荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅 [著]荒俣宏・高橋克彦

 ▽記者のお薦め

〈4〉リアスの海辺から―森は海の恋人 [著]畠山重篤

 一口に「三陸海岸」と言っても、青森県八戸市から宮城県石巻市に至るまで600キロに及ぶ。リアス式海岸のイメージもあるが、正確には岩手県宮古市以南に限定される。

 実は三陸という言葉が一般化したのは、1896(明治29)年の地震以降。津波により2万2千人もの犠牲者を出した被災地が、陸奥、陸中、陸前の沿岸部と重なり、初めて三陸海岸と呼ばれることになった。

 (1)『三陸海岸大津波』は、この明治三陸津波に加え、1933年の昭和三陸津波と60年のチリ地震津波の襲来と混乱を、迫真の描写で再現する。主観を排し、史実にこだわることで知られた作家が41年前に発表した記録文学だが、今回の震災を機に増刷を重ねている。

 三陸地方では、津波を「ヨダ」などと呼び、恐ろしさが語り継がれてきた。「津波被害こそ三陸に共通する地域文化であることを今さらながら思い知らされる」と、福澤さん。

 (2)『希望学2 希望の再生』では、岩手県釜石市の震災前までの変遷が語られる。希望と社会の間の本質的なかかわりとは何か。それを問う東大社会科学研究所の希望学プロジェクトの総合地域調査の対象に釜石が選ばれたのは、災害や戦災、さらには主要産業の衰退によるアイデンティティーの喪失にも見舞われ、日本の地方都市が直面してきた苦難が集約されているからだ。

 釜石といえば、近代製鉄発祥の地。高炉が休止され、存続さえ危ぶまれた製鉄所だが、線材工場としては残った。鉄づくりにかけてきた「誇りと情熱」が、それを可能にした。復興にも必要なものだろう。

 福澤さんは「釜石の歴史をたどることで、次への『希望』を見いだすことができるはず」と話す。

 うって変わって(3)『荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅』は、「東北を歴史と民俗の秘境と考える2人の作家が、岩手の史跡を巡るミステリアスな歴史探訪記」(福澤さん)。秘境視されるのは、中央とは一線を画す文化がありながら、史料が豊富とはいえず、研究途上の分野が少なくないせいもある。この本でも謎解きの対象となる平泉は世界遺産登録が内定したばかり。本をガイドに想像力を膨らませながら旅することも、立派な復興支援になりうる。

 三陸といえば、古くから豊かな漁場としても知られてきた。「森は海の恋人」運動を提唱し、植林活動などを続けてきた宮城県気仙沼市の漁師による(4)『リアスの海辺から』を読むと、むせかえるほどの海への愛情が伝わってくる。

 100年余りの間に大津波が4回。それでも三陸で暮らし続ける人々の気持ちに寄り添うため、今こそ読み返したい一冊だ。(坂本哲史)




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