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ANE E-News August 10-001

1) 日本のアボリジニ アイヌの人たちのことをご存知ですか? 

今年3月に、2011年2月の末ごろ日本からアイヌの方たちがタスマニアとメルボルンに来て、こちらのアボリジニとの交流活動 共通点などのワークショップや伝統芸能披露をしたいので、豪日交流基金の申請に協力してほしい、と、てらちさんから依頼があり、メルボルンでの協力をお約束しました。結果がわかるのを今か今かとまっていたのですが、やっとOKが出ましたと連絡をいただきました。残念ながら、全額の助成金はいただけなかったそうで、メルボルンの滞在中、コストダウン、たとえば、ホテル宿泊ではなく、ホームステイなどを考えなくてはなりません。詳しい日程など調整し、みなさまにご相談します。 

この機会に、オーストラリアのアボリジニのことを学びたい、アイヌの事を教えてほしい、と思われる方は、プロジェクトチームを作りますのでお申し出下さい。

総勢8名、タスマニアに4日ほど、メルボルンに4日ほど、約10日間の滞在の予定です。私たちは日本の方とタスマニアの方、メルボルンのアボリジニの方などとの連絡を密にして、企画運営に係わる事になるでしょう。 


2)New Member  

シドニー在住陶芸家の志賀重雄先生が、新老人の会のメンバーになってくださいました。1966年、オーストラリアに日本の陶芸の技術をこちらで教えられるためオーストラリアにいらっしゃり、1972年にシドニーのTerry Hillsに窯をお持ちになりました。私の父が「オーストラリアにおける日本語教育」のリサーチをするために、1976年にシドニーに来ました。テリーヒルズにある日本人学校に話をうかがいに訪問した所、近くに陶芸家の先生がいて窯を持っている、と校長先生が引き合わせてくださったのがきっかけで、父は「陶芸家の先生が蛸壺について教えてくれた」と面白がっていました。志賀先生が1980年に、東京、町田に移られてからも、お目にかかったり、お手紙を交換していました。今年4月に30年来お住まいだった町田をひきあげ、奥様の国シドニーにもどってこられました。志賀先生は大学TAFEで教えられていたので、近代オーストラリアの陶芸は先生が普及なさったと言われています。新潟のご出身で、直江津捕虜収容所でオーストラリアの兵隊さんたちと交流があった、とのお話しをうかがいました。

先日、志賀先生がメルボルンにいらしたとき、ちょうどドイツから帰ってきていたまみこさんと、匠でお昼をいただきました。「すき焼きは久しぶり。まみこさんのような若い日本の女性が、ヨーロッパで羽ばたいている事を知ったので、元気が出ました。」と喜んでいただきました。先生がシドニーにお住まいなので、Japan Club of Sydneyにご入会をお奨めしたのですが 「毎月のニュースレター楽しみにしています。切手代も大変でしょう?入会申込書を送ってください。」とおっしゃっていただきました。思ってもいませんでしたのでうれしいです。人との出会いは面白いですね。

このお話を、ウインストンさなえ当会会長にご報告しましたら、さなえさんは陶芸家の板屋波山(1872-1963)の親戚だそうです。茨城県筑波山の出身で、波山 Wavy Mountainの名前の由来だそうです。

www.e-yakimono.net/html/itaya-hazan-jt.html 
華麗なつぼが出ていますのでご参照下さい。


3)  9月19日 チューリップフェステイバル おりがみボランテイア 

今年も参加です。メルボルン市のバスを借りますので、市内 Toorakからピックアップをします。バスの定員は10名ぐらい。おはやめにお知らせ下さい。電車で参加の方は、Lilydaleの駅からシャトルバスが運行。ボランテイア、ボランテイアの家族の方は、入場料が無料。トルコ料理のランチつき。Kenjiさんが運転手を引き受けてくださいました。

市内のバスピックアップが9時ごろから始まりますので、チューリップ園到着は10時半ごろになるでしょう。車・電車で行かれる方は、入場チケットを受付で用意してもらいますのでお申し出下さい。

期間中のプログラム: www.tulipfestival.com.au

場所: Tesselaar Tulip Farm 357 Monbulk Road, Salivan VIC 3795
(Melway 123 B5)


4)Victoria Senior Festival

10月3日から10日の間、メルボルンタウンホールと、Federation Squareで、Seniorのみなさんが「健康で長生き」をテーマに、イベントをします。

また、メルボルン市から、おりがみボランティアに声がかかりました。(うれしいですね。ボランテイアの皆様がいろいろな行事に参加してくださっているのを、評価してもらえているのでしょう。予算を出しなさいといわれましたので、請求しました。)

(1) 10月3日のOpening Dayでは、11時から4時半、Federation Squareで。
(2) 期間中、Melbourne Town Hallで、1日(日にちを決めなくてはなりません)たぶん10月6日ごろ?。

なにか案があれば、出してください。一回だけにするか、両方やってみるか? 2日だとボランテイア数が20名から30名(延べで)必要になるでしょう。

1人あたり交通費、あるいはランチ代として、$10ぐらい出してくれるそうです。材料費はこちらでカバーします。ちなみに60歳以上の方は、期間中交通費はただです。Active Senior活動です。


5)メルボルンの東側、Boroondara, Knox, Manningham, Maroondah, Monash, Whitehorse and Yarra Ranges には、日系人家族が271家族登録されています。この地域にお住まいの方で、高齢者ケア、身体不自由者ケアにご協力いただける方がいらしたら、お願いします。

Migrant Information Centre
Suite 2, 27 Bank Street, Box Hill

Box Hill Town Hallの駅側にあるセンターで、各コミュニティの高齢者ケアサービスを、地域の住人に知らせる活動を手伝っていただける方を探しています。

担当者: Linda Tanさん
Email: ltan@biceastmelb.com.au
Tel: (03) 9275 6906

8月11日午前10:30AMから、企画の話し合いをしますので、興味のある方は参加して下さい。Box Hill Town Hallの後ろ側にある施設で、大小の会議室があります。Lindaさんは、高齢化ケアの説明会などをしたい、ということで、まず9月8日にRespite Care(ケアをする方を援助する、休ませる、気分転換を図る、など、いろいろなCommunity Serviceがあります)の資料を、日本語訳にしたテキストを用意し、専門家に話を聞きます。Lindaさんは、オーストラリアの専門家に日本語通訳をつける形を考えていますが、私達は、日本の方(看護師さん、介護士さん)に説明してほしいと希望しています。また、通訳も、Lindaさんはエージェントを雇う、といっていますが、もしAccreditedの介護などの知識に富んだ方がいらしたら、その方を使ってほしいなど、希望を出しています。

Lindaさんも、「新しい試みの場合は予算を取らなくてはいけない」と言っていますので、8月11日の打ち合わせにご出席いただき、私達の希望を訴えたいと思います。選挙に関するニュースでも、政府はいろいろ無駄遣いしているのではないでしょうか? 住人が本当に望むことに、税金を使ってほしいです。本音をお聞かせ下さい。

一応Morning Teaの用意をしますので、参加希望者は事務局までご連絡下さい。



では今月もよろしく。

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