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ANE E-News August 10-002

1) 8月3日、Victoria Multicultural Commissionより、$800の助成金がおりました。この一部は昨年同様3ZZZの日本語放送の寄付にします。10月にRadiosonがあるそうで、そのときには番組継続のため皆さんの寄付を集めるそうです。Community Radioとして頑張ってほしいですね。
助成金がいただけるのは会員の皆様、各種イベントの際のボランテイアの皆様、ボランテイア講師の方のご協力のおかげです。イベントに参加することは、私達の活動を理解していただくために大事なことですが、日本の資格を持った看護師の皆さんや介護士の皆さんの応援活動も認められてきました。活動を活発にする事で助成金の申請も増やす事ができます。2010年、そして2011年もまた忙しいスケジュールが決まってきています。よろしくお願いします。


2) 8月28日の、あきの先生の“アロマ救急箱”のレポートです。

エッセンシャルオイルとは?原料の植物のハーブを煎じたり、蒸留器にかけ蒸気といっしょに揮発した軽い分子を集めたものがエッセンシャルオイルです。小さな分子なので肌に入りやすく身体に負担がかかりません。この日のお話しは、アロマ(香り)マッサージのときに使うだけではない便利なエッセンシャルオイルを3種類勉強しました。

True Lavender:ラベンダーには数種類あるそうです。その中の一つで、抗炎症作用と鎮痛作用があります。傷をつけたときしみそうな感じ。瘢痕(はんこん)形成作用=傷口を乾燥させてふさぎます。抗菌作用もあり傷口からの感染も防ぎます。切り傷、やけど、にきび、虫刺され(直接塗布)に。また、鎮静作用もあるので、緊張症ののぼせ、頭痛、不眠などのときには、直接か間接吸入します。また、湿布マッサージにも使えます。ただし不眠の場合には、香りの中にHigh NoteとLow Noteがあり、はじめに香る香りは眠りを誘うけれど、あとひきの香りはむしろ覚醒の効果が出てくるので、眠くなったなと思ったら遠ざけた方がいいそうです。ラベンダー入りの枕はどうなっているのでしょう?

Peppermint:主成分のメンソールが毛細血管を弛緩し血圧を下げて冷却します。吐き気を和らげます。筋肉のこり、緊張性頭痛、こむらがえり、発熱、吐き気のあるときにマッサージ、湿布、直接吸入をします。夜中にこむらがえりでイテテテと思い、目覚めていないせいもあるので困ったことはないですか? マグネシウムが足りない時に起こるそうです。寝る前にこのオイルでマッサージして予防できるといいですね。(マグネシウムの入った食べ物:海藻、アーモンド、アプリコット)

Juniper Berry:ジンに入っている杜松の実からとります。利尿作用でむくみを取ります。エッセンシャルオイルは純粋で値段が高いので、マッサージの時など植物オイルと混ぜて使います。エッセンシャルオイルが目に入ったときにも水や目薬で流すのではなく、ドロッとして気持ちが悪いかもしれませんが植物油で洗い流しましょう。オイルも肌粘膜も油性のため、洗浄に水を使うと水嫌性のオイルは肌に逃げ込み急速に吸収されるので炎症の原因になります。
なにか新しい知識を教えてもらうと 得した気分になりますね。雑談中、ワトルの花が咲き始め花粉症の季節になったと話が出ました。自分は花粉症だからと体質のせいにするかもしれませんが、アレルギーや花粉症も身体のバランスが問題で、アロマなどで予防・改善する事もできるようです。

あきの先生は健康食のレッスンも始められたそうで、どこかのお台所が借りられたら基本食(食べるのはみんな大好き)の授業を行ってもらいましょう。
お昼を食べたあとは、看護師さんと介護士さんの発音練習も1時間手伝ってもらいました。教えてもらうほうも先生の熱心さにつられて「一言一言、気をつけて発音するようになった」との感想。一週間で直されたところが改良されていてびっくりしました。英語学校より効果があります。高齢者のお世話をするときには耳が遠い方もいるので大きな声で話す必要がありますので、匠の2階の大きなラウンジで大きな声を出しているのも上達の秘訣かもしれません。面接までに間に合うでしょうか?

次回予告:漢方アロマ 心理学編 8月25日(水)11時 匠レストラン2階

漢方の診断法を使ったオイル処方の例をご紹介します。心身を切り離さずにひとつのシステムとして考える中医学では、身体の一部として心理をあつかいます。今回のクラスは、簡単な中医学基礎と5種類前後のオイルで効果的に心をほぐすオイル調合を行います。

参加費:$15(教材・昼食込み)お気軽にご連絡ください。

講師:秋山あきの (自然医療クリニックウエノハウス主宰、ビクトリア中医学学会会員・ANTS会員鍼灸師、漢方家、アロマセラピスト、リメディアルセラピスト)電話:04-2433-0455


3)  看護師さんと介護士さんのボランテイア経験運動 
履歴書と発音の特訓の効果があったからか Western HealthのCommunity Integrationの特別枠で受け入れてもらえることになりました。

8月2日、Risaさん Misatoさんが面接を経験しました。「Police CheckがないとVolunteerにはなれない」「最低6ヶ月のCommittmentが必要」と再度きっちり言われてしまいました。しかし担当の方が、彼女のボスにCommunity Integrationというプログラムでテストケースで入れてみようと交渉していると言いました。週3回、6週間。もし都合の悪い時には、事前に不参加をAged Careの Coordinatorに連絡すること。看護師の資格のある方も看護の仕事はできません。Volunteerの細かい規則の資料をもらい、金曜日までに必要な記入をして再度Joさんに会い提出します。

Volunteerの権利と義務、仕事の内容 - この内容に書いてあること以外をすると、もしけがなどがあっても保険でカバーできないといわれます。たとえばNo-Lift Policy 重いものを運んだりして背を傷めたときにも保険が利きません。「Aged Careでは『これやって』『あれやって』と仕事ができればできるほど頼まれるでしょう。その時には、この資料にあるいがいのことを頼まれた時には「Check with Jo」と言ってくれればいいです」とのこと。資料はこれだけでも勉強になるでしょう。Volunteerが簡単ではない事がわかります。

Privacy重視の資料 - この資料もかなりあります。「看護師ならわかっていますね」とJoさんが言ってくれてここもパス。3つの仕事を請けました。

ⅰ) 8月15日、新しいDialysis Unitが完成したのでお披露目のためOpen Dayがあります。音楽、Entertainmentがありますが、その時にCommunityの人たちにどこに行けばいいとかのガイドの役目をします。10時半集合、2時まで。VolunteerのTシャツ、お昼、飲み物つき。 

ⅱ) 9月16日の2時から3時、Williasmtown Hospitalで折り紙か日本の紹介など30分のセッションを2回頼まれました。Offerが添付書類で出ています。10人ほどの患者さんとのアクテイビテイ。

ⅲ) 週3回×1時間(3時から4時)×6週間、Hazeldean Nursing Homeで認知症などのClientのお話し相手。RisaさんとMisatoさんのご都合で、来週から 月・火・水に始めます。お二人の都合の悪い日もあるのでそれは事前通達。

面接の後写真を撮り、施設で働く時につける身分証明書の準備をしました。Joさんも2人のお子さんが海外でWork Experienceをした事があり、みなさんの努力がわかるそうです。忙しい中いろいろ考慮していただいて感謝です。期待に(?)負けないように頑張ってくれる事を信じています。
ついでに:
11時から、ちょうどこの日はDo CareのCraft Classがありましたので参加。Jenny(Coordinator)、お孫さんのMatilda2歳、Coralee(手芸がなんでもできる人)、Milee(外出をほとんどしない人)- 若い方が参加でみんなウキウキ。いつも静かなMileeさんもMisatoさんを捕まえて話し続けていました。助産婦のMisatoさんはマテイルダちゃんに絵本の動物など英語を教えてもらっていました。貢献度100%。9月6日にも(毎月一回、最初の月曜日)来てねと誘われました。
話題がCot Death(幼児が原因不明でベッド死すること)のとき、Coraleeは3男が 6ヶ月で死んだ時の話をしました。病院に連れて行き「死んでいるから病院で預かる」といわれたが 「渡すものか」と抵抗して押さえつけられ注射(injection)された」といわれ「Injectionしか聞き取れなかった」とのこと。耳がなれないと話題が代わるとついていけないときがありますが このように普通の人の経験話がたくさん出るでしょう。
週1持間のボランテイアが決まったので、近くにあるWhintringhamとSouthern Cross Aged CareにもいきResumeを渡してきました。Southern CrossではPolice Checkが必要といわれ、Police Officeに行き申請書をもらいました。これが提出されていれば、ここでは週一回4時間ぐらい仕事をさせてくれるようです。一歩足場を築きましたので、他の皆さんも参加できる事があればどうぞ。個人ではできない団体交渉でした。
この日の体験だけで「日本とオーストラリアの違いがわかる」「こちらの高齢者の方のお話を聞けてうれしい」と参加した2人は喜んでいました。来週は実習をした感想などを書いてもらいましょう。来月日本に帰ってしまう人もいるので、残っている時間を大切にいろいろ経験してもらいましょう。


4) Stott’s College – Student Placement (www.stotts.vic.edu.au
Social Workerになる 勉強を済ませた Rameshさん(ネパール人。240時間のCommunity Workの義務が課せられています)。ANEの活動内容を知らせたら「ぜひWork Experienceをさせてほしい」と言われました。ちょうど来週からWestern Healthのボランテイア活動が始まりますので、いっしょに手伝ってもらいましょう。 
ネパール、日本、オーストラリアで介護の比較、医療制度の違いなど興味深い話題が多いです。ネパールの文字やネパールの言葉には日本語に似ているものもあるようです。いくつかの活動に参加していただきますのでよろしくお願いします。仕事振りをCollegeにレポートカード提出しなければなりません。人間を評価するのは難しいといつも思います。Rameshさんにも日本のスタッフと仕事をした勤務評定(!)を出してもらいますのでどうなりますか?まずはWestern Healthにおける記録の取り方をRameshさんにお願いしました。毎日の記録、週ごとのまとめ、 そして6週間たったあと、私達の経験の総まとめをWestern Healthの方に提出します。日本とオーストラリアの介護や医療の違いが浮き彫りになれば面白いですね。 


5) Queenslandで旅行会社をなさっていたKenjiさん。9月19日のTulip Festivalの時のメルボルン市のバスの運転をお願いしています。タイ式マッサージを タイで勉強なさっていたときにバンコックで暴動があり安否を心配していました。マッサージを習っているところはタイの田舎で「暴動なんか全然関係ありませんでしたよ」とおっしゃいました。こちらで介護士の資格もお取りになりました。男性が少ないので貴重な存在です。Kenjiさんの広告です。 8月より、出張マッサージ『JUPITER Massage』を始めました。宜しくお願いいたします。8月、9月、10月の3ヶ月は半額サービスで行います、皆様にお伝えいただければ幸いです。簡単なホームページもありますのでご覧ください。(http://barrierblue.weebly.com/)     
けんじさんはQLDでアボリジニのツアーも手掛けていらしたそうで、来年2月にはアイヌとアボリジニのコラボの時のお手伝いもお願いしています。アイヌの皆さんからメルボルンでの日数が限られていますが、いま考えている活動は以下の通りです。

(1) 学校訪問 (St. Michael's Grammar School 可能であればもう一校)
(2) Koori Heritage Trust見学 (Larry Walsh)
(3) Indigenous Education Centre, University of Melbourneとの交流(Prof. Wayne Atkinson)
(4) Joint cultural performances with Aboriginal groups
(Kamuynomi Ceremony, Ainu songs, dances, talks)

のご希望がありました。ご興味のある方は協力お願いします。もしかしたらHome Stayなど経費削減が必要かもしれません。


6) 6月のGift of Lightで 尺八の演奏をしてくださったAdamさんの、津軽三味線の徳子さんとのコンサートのご案内です。My Spaceで音楽が聴けるそうです。Monkeyはちいさなバーで飲み物を飲んでスナックを食べてくだされば、入場料ではなしに寄付をお願いしますとのこと。オーナーのかたが日本大好き。お好み焼き、餃子、えだまめがあるそうです。スペルがちょっと違うけどまあいいか?  

Noriko Tadano & Adam Simmons 5-7pm Sunday 15 August

場所:Monkey 181 St Georges RD, Fitzroy North, 3068  
Tel: 03 9489 5764/0403 335 398
URL: www.monkey181.com.au
Entry by donation  

Come to Monkey for a special night of sounds and flavours both old and new, East and West, sacred and earthly.

Noriko Tadano is a stunning performer, both as a singer of traditional Japanese Min'yo folk songs as well as playing the Shamisen, a three stringed Japanese instrument. I will be performing on Shakuhachi (Japanese bamboo flute) as well as saxophones and clarinets. I always enjoy playing with Noriko and as this is the first time for a while, I'm very much looking forward to this performance.

For some sounds:
www.myspace.com/norikotadano    www.myspace.com/adsimmons

The last time I performed my solo shakuhachi concert at Monkey, Pauline prepared some lovely okinomiyaki, gyoza and edomame, as well as offering a couple of Japanese inspired cocktails, so come prepared to have all your senses entertained!


7)8月12日、3時から臓器移植のリサーチの打ち合わせをDonate Life Victoria州担当の方とお話します。日本で臓器移植に携わっていたRyokoさんという力強いリサーチャーが、きれいにリサーチの方向付けを検討してくださっています。ご自分の勉強にもなるから とおっしゃっていますので研究結果を年末にはまとめてみたいと考えています。
CarltonのDonate Lifeにて担当者の方と話し合いますので興味のある方はご参加下さい。人数を知らせなければなりませんので事務局までご一報下さい。

よろしくお願いします。


Association of New Elderly Inc.新老人の会 オーストラリア
P.O.Box 489Williamstown, Vic Australia 3016
Tel:+61-3-9397 8421
Fax:+61-3-9397-8423
http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web
ane@aqua.plala.or.jp
新老人の会のNewsを載せてくださっているメデイアwww.25today.com www.dengonnet.net www.gogomelbourne.com.au Community radio 3ZZZ 92.3FM
活動を応援してくださっている スポンサーの皆様 http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web/sponsors.html

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