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ANE E-News October 10-003

1) 新老人の会、会報から  

10月4日に日野原先生が99歳のお誕生日をお迎えになりました。9月4日、10周年記念講演会が開催され、そこでの先生のメッセージをお知らせします。

日野原先生は会の2日前に ドイツとイスラエルの旅を終えられたばかりでした。日焼けした元気な姿でご自分の生き方は楽譜記号のクレシェンド〔だんだん強く〕のようだとおっしゃいます。 そして集まった方々に、上手に歳をとって「生き方を広げて、上向きに生きよう」と呼びかけました。「クレシェンドに生きるとは、目標を決めて希望を抱き、その目標に達するという行動です。 私達は希望の中に生きていたいと思います。希望には夢が、幸福があります。苦難の中にあっても耐える心を持ち、明日に期待する心が希望です。朝目覚めたときに今日もまた新たな1日が与えられたと心に希望を持つ事が、クレシェンドに生きる最初の一歩です。」 先生の力強い言葉に勇気と希望を頂きました。

教育医療 10月号から (一部のみ抜粋)

ニューヨーク、ドイツ、そしてイスラエルへ   LPC 理事長 日野原重明

私は8月13日から15にちまでの3日間、4回にわたってニューヨークのブロードウエイで 「葉っぱのフレデイ」のミュージカルを上演してきました。カーテンコールでは哲学者役の宝田明さんや、フレデイ役の7歳の子ら出演者の皆さんといっしょに舞台で踊ったりもしました。「葉っぱのフレデイ」を10年前に初演したときには宝田さんが演じた哲学者を私が演じました。89歳の私が老人らしく見えないからといって白いひげをつけて出演しました。そして10年目の今年はミュージカルの本場であるブロードウエイで上演しようと意欲を燃やしました。

しかしブロードウエイで上演するためには関係者40人の渡米費用や会場費など経費は6千万円にも及びます。しかもわずか4回の上演ですから収益は期待できません。周囲からは何回も反対されましたが それでも私はどうしてもやりたいと主張したので最後には日野原先生の責任でやってくださいと言う事になりました。それで私は一年以上もかけて寄付を募りました。幸いにも今現在 5千9百万円くらい集りました。まだ少し不足していますがみなさんの暖かいご支援に心から感謝しています。4回ともほぼ満席でした。日本人が8-9割を占めていましたが、アメリカやカナダの人も見てくれて「感激して涙が出た」と感想を話してくれました。 NHKが取材に来ていて日本の夜のニュースで報じてくれたと聞きました。 

(先生はそれから ドイツ イスラエル に 回られますが 長いので 省略します。)

今までの10年 これからの10年  新老人の会  10年の歩み  

新老人の会が 発足した2000年は 翌年のミレニアムに向けて世界が湧いていました。華やかなお祭り気分の中で、私は日本が最先端をいく高齢社会の姿をイメージして新老人の会を誕生させる事にしました。 物質的な豊かさから、本当の豊かさとは何かを求める ‘希望ある未来を導いていく新しい老人の生き方’を提唱し、それを実践していく人たちを 「新老人」と名づけて同志を募る事にしました。幸い大勢の賛同を得て 「新老人の会」発足から10年の間に 現在では全国35支部、海外2支部が生まれ会員数も1万1千人を超えました。そして「新老人の会」のモットーである 「愛し愛されること」「創めること」「耐えること」を実践する会員の方々によって「戦争体験を語り継ぐ」「いのちの授業」「平和の森」「植樹」そしていくつものユニークなサークル活動と会員の方々の協力によって 「ヘルスリサーチ ボランテイア研究」などの成果が生まれてきました。

発足以来10年、世の中の老人に対する意識は大きく変化し、その社会的役割が大いに期待されるようになりました。そしてこれからの10年は「新老人の会」が培ってきた理念とその実践をもっと具体化し、社会に広げていかなくてはならないと思います。具体的には「平和運動を展開していく」こと、そして「子どもたちにいのちの大切さを伝えていく」活動を進めていくことです。

私達の運動は水面に石を投じた時に生じる波紋のような静かなもので、1人ひとりの生き方を軌跡として印していくものだと思います。心のわだかまりを捨てて素直にものに接して感じること、1日1日を大切に生きること、そして強い信念を持ってその生き方で周りを感化していくことです。

私は私達老人こそが未来の希望を開いていく役割を果たしていくべきものと確信しています。

-  日野原重明  -

日野原先生と新老人の会の有志の皆さんは、11月24日から12月4日メキシコ講演会ツアーを行われるそうです。まだまだ海外旅行を続けられていられます。来年は大きなお誕生会をお迎えになることでしょう。 


2) メルボルン邦人における臓器提供意識調査

調査の方向性、調査票の作成、現在調査票の集計を行っていますが、亮子さんが今月末で日本にお帰りになります。事務引継ぎで、10月27日4時ごろになりますが、市内で集まりがありますのでもしご協力いただける皆様がいましたら事務局までご連絡下さい。調査票の集計でも「臓器移植って何?」「知らない」「わからない」の回答が多いようです。11月には調査内容を含め説明会を準備する方向で計画を立てています。集計をまとめ Donate Lifeへ提出するレポートをまとめ、12月末までにリサーチを完了するまでどうぞ皆様のご協力をお願いします。

今回の調査を担当させていただいておりますRyokoと申します。
Webでのご回答を10月30日までさせていただいておりましたが、大変申し訳ないことに調査表を作成したZoomerangの方ですでに調査を締め切ってしまっておりました。こちらの監督が不十分でありましたこと重ねてお詫びいたします。作成者本人も今回のZoomerangのWebシステムへの理解が浅く大変にご迷惑をおかけしました。つきましては大変申し訳ありませんがペーパーにてのご回答がいただければありがたく存じます。同時にアクセスしていただいた方の中でご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫びいたします。今後は十分に気をつけてまいりますのでどうぞよろしくお願いします。

Ryoko Kondo  近藤 亮子
メルボルン邦人における臓器提供意識調査 リサーチャー

質問票の印刷用のFormatを 添付書類でお送りしますので 必要な皆様は 事務局までお知らせ下さい。


3)Newport Community Education Centre(NCEC)英語クラス、日本&韓国、文化紹介クラス、その他のお知らせ

www.outletsco-op.com.au

ANE、E-News Sept10-003号でお知らせしていましたが10月22日 Korean Welfare Association Victoria(KWAV)のMyung さんと2回目の話し合いに行ってきました。報告です。

NECEは Hobsons Bay City Councilをはじめ Communityに教育機会を与える施設です。前回なるべく安く、看護師・介護士、WHの方に英語を習う機会を与えられないだろうかと相談しました。同じ希望を持っているKWAVとの合同の話し合いです。NECEの英語クラスは一年間の移民の方に英語(聞く 話す 書く)と数学(数える 計算する)成人向けのクラスです。Hobsons Bayには英語を母国語としない移民の数が増えてきていますので、本国で資格がある人が学校にはいりなおす、仕事探す時に面接、仕事上での会話の上達を援助しています。

Therese さんと Sallyさんから下記のような交換条件をだされました。 

私達のグループで英語を習いたい人がいたら、無料で英語クラスに参加をしてよい。火曜と木曜の9時半から11時半。参加する人たちが読み書きができるなら、聞く話すを中心に教える事ができるでしょう。 クラスがあまり多くなるとダメなので人数は制限するでしょう。もし興味があればトライアル入学で参加して下さい。

その代わり、日本や韓国の文化、音楽、クラフト、お料理の紹介をしてほしいです。特にお料理は、みんなが大好き。できれば近いうちに一度試験的にやってみましょう。すでにある料理クラスは Around the world – Bon Appétit  タイ インド アフリカ Cajun(アメリカの南 ニューオーリンズ付近の料理スタイル)基本料理(スープやソースの作り方 調味料の作り方)を教えるクラスがあり、各2時間ぐらい継続して、3週間で準備します。とのこと。

早速プランを提案されました!

Hobsons Bayの市民に広告で知らせる都合があるので11月23日12時半から3時ぐらい 
Japanese Cooking Class 、すしはもうかなり知れわったっているのでてんぷら、焼き鳥、すき焼きなどべつなお料理方法が知りたい。
クラスルームにホットプレートを持ち込むので、テーブルで出来るお料理1品―3品 メニューを至急検討して教えてほしい。
予算: 材料費、講師費用(英語の授業料との交換授業なので充分出せるかどうかわからないが、参加者の人数にもよるし交通費ぐらいでしょう。)など至急検討してだしてほしい。(NECEは Co-Op(協同組合)なので メンバーの承認を受けなければいけないので。)

場所はNewport駅から歩いて5分ぐらい。Myungさんたちの事務所はここから5分ぐらいの所にあります。

Myungさんは、すでにCommunityグループで各国のお茶のクラス(台湾 中国 インド 日本、イギリス、同じお茶を楽しむのでもいろいろなお茶、お茶の出し方があるので)はどう? 韓国の太鼓グループが演奏の場所を探しているので、話しに来ていいですか? と韓国側からの希望があるようです。

NECEでは木曜の午後にCalligraphyのクラスがあり、以前日本の書道を教えてくれた人がいるので、できれば書道も教えてもらえる先生がいたら継続的ではなくても募集します。とのこと。

ともかく一度、11月23日のお料理クラスを試して見ませんか? 2011年のプログラム、講師の方、英語クラスの参加者を募集します。教えたい、習いたい事がありましたら教えてください。事務局で計画の立て方、交渉の仕方などご協力します。


4) Kotoさんの South Yarraのクラス 
 
 
♪絵手紙 South Yarra のクラスの再開です♪ 
3回目の絵手紙、MINIうちわに絵手紙!
参加はひろこさん、ひろみさん、まきこさん、ジューンさん、シャーリーさん、まりさん、いよこさんでした。
とてもかわいい、ミニうちわにみなさんの目がキラキラ★になってました?!気が付けば、15枚近いミニうちわできました。
夏のお便りに・・・喜ばれると思います。 でも、次回はお寺の瓦文字をまねて墨で描きます♪

クラスの予定・・・
11月4日  墨絵 クラス  
11月18日   ?  とあって、
最後の12月2日は「和菓子作りに挑戦」
お楽しみに!!

場所:South Yarra Community Centre  65 Toorak Road West, South Yarra 3141
Tel:9820-2760 

時間:午後1時半から仕上がるまで。材料は用意します。  
材料費・お茶代:$5ぐらい

予約 お問い合わせ:
ホランド こと 
℡0425258373 または yonbunnoichimel@gmail.com
    

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