JETプログラム参加者、帰国レセプション
外国青年招致先の日本から帰ってきました
2018年11月22日掲載
2018年10月26日(金)、在メルボルン日本国総領事公邸にてJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme=外国青年招致事業)参加者の帰国レセプションが開かれました。
●●●JETプログラムとは●●●
「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、日本国内地方公共団体が文部科学省など関係各省との連携の下実施されている制度であり、昭和62年度に開始されて以降、今日 までに招致国は54ヶ国、参加者は5,528人へとその規模は年々拡大している。
参加者の職種としては、小・中・高等学校で語学指導に従 事する外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)、地域において国際交流活動に従事する国際交流員(CIR: Coordinator for International Relations)、スポーツ国際交流員(SEC: Sports Exchange Advisor)など多岐に渡り、またその派遣先は大都市から地方都市、農村漁村に至るまで全国に及んでいる。
◇JET Programme
URL: http://www.jetprogramme.org/
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在メルボルン総領事館・松永一義総領事がIT機器を駆使しての開会挨拶のあと、JETAA(JET参加者で組織される同窓会)Maia Martucci 会長、 帰国者代表、JETプログラムの実行機関 CLAIR(クレア: 一般財団法人自治体国際化協会: Council of Local Authorities for International Relations) の 赤岩弘智シドニー事務所所長が挨拶されました。
この日、帰国者として参加していたのは9名。
写真撮影を趣味とされる松永総領事の仕切りで集合写真撮影を行いました。
その後は懇親会です。 総領事館、日本語教育機関、日本人コミュニティーからなる関係者とともに、日本の印象やこの体験を活かした今後の抱負を語り合いました。
そんな皆さんに、お気に入りの日本語を 教えてもらいました。
「大丈夫」「確かに」「よろしく」は確かに日本人はよく口にしますね。
「わびさび」は日本人のメンタリティ。
「ギリギリ」「ぼっち」「だじゃれ」はそれを選ぶのでしょうか?
「ハイタッチ」は日本語でいいのかな?
ぶどう「二房(ふたふさ)」は物の数え方に興味があってとのこと。 目のつけどころが違います。
では、お気に入りのキャラは? と聞くと
「(ドラゴンボールの)ベジータ」「クレヨンしんちゃん」などのメジャーどころの答えもあがりました。
ですが、同じく国民的アニメの某ネコ型ロボットが好きになれなかった人もいて、理由は「耳を失ったいきさつが悲しすぎる」とのことでした。
それよりも 目立ったのが、「ぐんまくん」「カツオ人間」「しんじょう君」と配属先への思いが伝わってくる答えでした。
日本という国を肌で感じた皆さん、是非今回の経験をもとに日豪の交流推進の役割を担ってください。
文・写真:矢部勝義
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