書道家・野竿進悟氏の個展 Japanism Calligraphyのオープニング・ナイトに潜入
気鋭の書道家がメルボルンにやってきた!!
書道家・野竿進悟氏の個展
[ Japanism Calligraphy ]
5月18日(月)~5月23日(土)
先日行われた“Japan Festival”でダイナミックなライブ・ペインティングを披露し、会場中を沸かせた書道家・野竿進悟氏。
現在、主に関西を拠点に活動をしているものの、第二の故郷であるメルボルンを愛してやまない。大学卒業後、すぐにメルボルンに渡り、本格的に書道家としての活動を始動させた。幼少時代から書を学び、日本の書道界を知っているからこその“しがらみ”も充分承知のうえ。そういう色々な“しがらみ”から一度離れることで、野竿氏は書道家としての自分、また自分の書についてゆっくり、じっくり熟考することができた。その結果、ここメルボルンで過ごした二年間が書道家・野竿進悟に多大なる影響を与え、今のスタイルを創りだしたといっても過言ではないだろう。
今回は、メルボルンで開催されている野竿氏の個展のオープニング・ナイトに潜入取材。会場はグレン・フェリー駅(Glenferrie Station)の目の前にあるスウィンバーン大学(Swinburne University)内のジャパニーズ・カフェ『triceangle』なので、駅からも徒歩5分ととても近い。
オープニング・ナイトは個展初日の5月18日(月)に行われ、野竿氏の個展を心待ちにしていた人々が会場内に集まった。その中には、野竿氏がメルボルンで書道教室を開いていた当時の生徒や、見慣れない書に惹きつけられたスウィンバーンの学生も見られた。『triceangle』のシェフの料理に舌鼓を打ちつつ、野竿氏の書を嗜む贅沢な時間。
その中で野竿氏がスピーチで語った言葉が心に残る。
「書道は筆が大事だと思いますか?」と会場にいる人々に問いかけると、ある人が「大切だと思う。」と答えた。それに対して、野竿氏は「実は大切ではないのですよ。筆は心(気持ち)を伝えるための道具であって、一番大切なのはその心(気持ち)です。」この言葉からも野竿氏の書に対する熱い思いがひしひしと伝わってくる。
その思いはもちろん作品を通してからも伝わってくるが、実際に野竿氏にお会いしたいという方は、5月21日(木)と23日(土)にワークショップが開かれるので是非参加していただきたい。
・5月21日(木) ①PM3:30-PM5:30
②PM5:30-PM7:30
・5月23日(土) ③AM10:30-AM12:30
料金:学生$25
大人$30
☆料金にはケーキとコーヒーまたは紅茶が含まれています☆
予約:
そして、このオープニング・ナイトでは野竿氏のパフォーマンスであるライブ・ペインティングも実際に行われた。その模様はぜひ動画でどうぞ。
[ Japanism Calligraphy ]
開催時間:AM 8:00-PM 6:00
開催場所:Triceangle Japanese Cafe
住所:2/24 Wakefield Street, Hawthorn, VIC 3122
TEL:
For more information
http://shingonozao.jounin.jp