2019年度JETプログラム歓送会
外国青年招致事業で日本へ!
2019年8月21日掲載
2019年7月22日(月)、在メルボルン総領事公邸にてJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme=外国青年招致事業)参加者の歓送会が行われました。
●●●JETプログラムとは●●●
「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、日本国内地方公共団体が文部科学省など関係各省との連携の下実施されている制度であり、昭和62年度に開始されて以降、招致国は57ヵ国、参加者は5,761人へとその規模は年々拡大している。
参加者の職種としては、小・中・高等学校で語学指導に従事する外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)、地域において国際交流活動に従事する国際交流員(CIR: Coordinator for International Relations)、スポーツ国際交流員(SEA)など多岐に渡り、またその派遣先は大都市から地方都市、農村漁村に至るまで全国に及んでいる。
◇JET Programme
URL: http://www.jetprogramme.org/
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本年のメルボルンからのJETプログラム参加者は36名。この歓送会ではそのうち、27名が参加しました。
まずは、松永一義総領事のオープニング。
総領事の呼び掛けに応えて27名が前に立つと、総領事の姿が見えなくなるというハプニングも。
IT機器を駆使しての開会挨拶をされます。
続いて来賓の Hon Colin Brooks MP ビクトリア州下院議長、Brad Rowswell MP 影の教育大臣補佐による祝辞。
JETAA(JET参加者で組織される同窓会)Maia Martucci 会長、 今回のJET参加者代表 Mr. David Kellyの挨拶と続き、
JETプログラムの実行機関 CLAIR(クレア: 一般財団法人自治体国際化協会: Council of Local Authorities for International Relations) の 赤岩弘智シドニー事務所所長により乾杯が行なわれます。
写真撮影を趣味とされる松永総領事の仕切りで集合写真撮影が行われました。
挨拶と集合写真撮影の後は、懇親会です。
日本料理には、その名称が。
ものによっては、歴史、産地などの説明も付け加えてあります。
日本酒にも産地と銘柄が表示されています。
日本滞在への希望に胸を膨らませるJET参加者27名と、それを見守る関係者達。
懇親会の間、総領事館の職員達は、「○○地方の出身者の方、関係のある方いらっしゃいませんか?」と日本人参加者に尋ねまわっていました。
その地方に派遣されるJET参加者との間を取り持とうとするのでしょう。
筆者も奈良に土地勘があるということで、奈良県葛城市に配属になる男性と「東大寺の大仏」や「春日大社の鹿」の話で盛り上がりました。
観光として「石舞台」をおすすめしておきました。
写真撮影を頼むと皆さん自発的に、そこにあった「2019ラグビーワールドカップ日本大会」や「2020 東京オリンピック・パラリンピック」のグッズを手に、ポーズをとっていただきました。
是非日本のそれぞれの地域を肌で感じて、日豪文化の交流や友好関係を育む役割を担ってください。
文・写真: 矢部勝義
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