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2016 Pietradolce  Etna Rosso

こんにちは。

Nishです。

 

今日は料理とワインのマッチングについて。

 

料理とワインのマッチングは、その組み合わせによって食事をより一層美味しくもできるし、また料理の味わいとのバランスを失うことも可能にしてしまいます。ワインを含め食中酒というのは、とても大事な役割を担っているわけなのです。

 

ここでは料理とワインのマッチングの簡単なアイデアを。

 

お魚に白ワイン? お肉に赤ワイン?

うーん、考えが古い

 

確かにビーフやラムなんかの肉料理だと赤ワインが合わせやすいし、白身のお魚や貝類だと冷えた白ワインが飲みたくなります。

でも、例えば鶏肉や豚肉などの白身肉の場合、赤ワインよりもコクのある白ワインの方が合わせやすい。

マグロやサバなどの赤身のお魚は、白ワインよりも軽めの赤ワインの方がピタッとくる。

 

ですから、白身肉=白ワイン赤身肉=赤ワイン、の構図の方がマッチング成功率が高くなるのです。

 

そしてもう一つ。添えるソースによってそのワイン選びは変えた方がいい、ということ。

料理の完成図の色合いからワインを想像するのです。例えば四つの色に分けてみて下さい。緑、黄、赤、茶の4色。

 

ここで鶏肉を用意するとします。

それに合うソースを以下のように決めた場合、ワイン選びも変わってくるという訳。

  • ハーブ系(緑系統の色合い)のソースと、爽やかさな酸味が感じられる白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ピノ・グリ等)
  • クリーム系(黄系統の色合い)のソースと、熟成感のある白ワイン(シャルドネ、マルサンヌ等)
  • トマト系(赤系統の色合い)のソースと、軽めの赤ワイン(ピノ・ノワール、ガメイ等)
  • スパイス系(茶色系統の色合い)のソースと、コクのある赤ワイン(カベルネ、シラーズ、グルナッシュ等)

ね、意外と簡単でしょ。

 

今晩の料理の色合いを考えてみて、ワイン選びしてはいかが?

 

さて、本日のワイン。

 

2016 Pietradolce  Etna Rosso

イタリアのシチリア島の赤ワインです。エトナ山にあるワイン産地は最近特に注目されています。今回の赤ワインはNerello Mascalese(ネレッロ・マスカレーゼ)という黒葡萄で造られています。

さてテイスティング…、フレッシュでフルーティさが特徴のネレッロ・マスカレーゼ。チェリーやラズベリーの果実の風味にタバコやリンデン、そしてスパイスの香りがグラスの中から飛び出してきます。複雑さを求めるよりも素直さがポイント。チャーミングな果実味と洗練されたタンニンは心地よさを形成しているのです。

 

料理はシンプルに、”Eggplant Parmigiana”

Bon appétit 

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