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2018 Hither & Yon Nero d’Avola

こんにちは。

Nishです。

 

家でカレーを作る時は市販のルーは使わず、毎回幾つかのスパイスをすり鉢で混ぜて作っています。そして、いつも混ぜ合わせるスパイスの種類や量が違うので、色んなカレーに巡り合えるという訳。

 

カレーといえばインド料理ですが、もともとタミール語でスパイスの入ったソースを意味するのがカレー(カリ)だそうです。

インドは28の州、17の公用言語、そして1000を越す方言があり、インドのその一国がヨーロッパに値すると言われています。そして、独特な階級制度もあり多種多様なカレーの食べ方があって当然。

 

お昼時だと、“ターリ”なんていかが。大きな金属製の丸盆に何種類かのカレーや煮物の入った金属容器、ピクルス、ライス、そしてパンなどが入ったお得感丸出しランチ!
 

この“ターリ”の本当の食べ方はというと・・・、

いったん容器などを全て外に出し、何もなくなったその盆の真ん中にライスをあけ、容器に入ったカレーや煮物などを少しづつ取ってライスにかけます。そして利き手の指先で混ぜ合わせながら食べるのです。そして注意しないといけないのは、一つの容器を空にしてから次の容器へというのはご法度なのだということ。
 

例えば、フランス料理のレストランに行ってコースを注文したとします。そのコースが6コースなら、一人が賞味する種類は6種類になりますね。
 

ところがインド料理の場合、同じように6種類のカレーや煮物等があったとしても、そこから好きなものを好きな量だけ取って自分の皿に取り、自分の好みでその皿の上で配合するのです。そう、皿の上で刻々と変化する自分だけの料理を創りながら食べているのです。多分これがインド料理の醍醐味なのでしょう。

そして、指で直接、料理を口に運ぶというのも理にかなっているのでしょう。指でカレーとライスを摘まんだとします。料理に対しての味覚はその指がその料理ととらえた瞬間から始まっているのではないでしょうか。そして指先から口に運び、そこで新たに鼻腔、舌を刺激し、口全体に広がる刺激、喉から胃に達する刺激、そして腸・・・。 そう身体全体で味わう、感じる料理ですね。
 

インド料理っていうのは、どんな料理よりも官能的だ、と言えるかもしれませんよ。

 

2018 Hither & Yon Nero d’Avola


Nero d’Avola(ネロ・ダーヴォラ)はイタリアのシチリア島で盛んに栽培されている黒葡萄品種。その品種をSAのMcLaren Vale(マクラーレン・ヴェール)で造ったらこんな風に仕上がります。

チェリーリキュール、プラムソース、なめし皮、ローリエ、燻製肉の香り。果実味にスパイスが溶け込んで、雑味のない素直な味わい。程よいタンニンは滑らかなボディをアピールしているようです。

料理:料理本のKricket ” An Indian-Inspired CookbookからWild Boar Laal Maas

 

Cheers!

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